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2011年6月30日 (木)

軽減税率

昨晩は、ある勉強会で高橋洋一さんの話を聞きました。

「そんな時間があるなら、はやく原稿を送ってください」と、A社の編集長に叱られそうですが・・・(スミマセン)。

さて以下は高橋さんの話のポイント:

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1)国債の日銀引き受け

国債の日銀引き受けは実は毎年行われている。ただし財政法5条但し書きの枠内で。

平成23年度予算総則第5条でも「日銀の保有する公債の借換えのために必要な金額」であれば日銀引き受けを認めている。

日銀が保有している国債の今年度償還額は30兆円。

このうち12兆円が今年度予定されている日銀引き受け額。

すなわちこのままでは日銀が市場から18兆円吸い上げてしまうような効果が出てしまい、通貨収縮・デフレ・円高効果。

この時期にこんなことはしないで、追加18兆円分も引き受ければ、この18兆円は復興財源にも使える。

2)国債整理基金

さらに国債整理基金10兆円がある。これは来年の国債の償還のために今年用意している財源であるが、こういったことは海外では行われていない。

この基金を取り崩すと「国債の信認に影響する」と政府は言うが、実は過去に11回もやられている。

今回、これを取り崩せば、プラス10兆で、先の18兆と合わせ28兆円。

もはや復興財源名目での増税は必要ない。

3)課税平準化の理論

経済学(財政学)の考えでは100年に1回の災害は100年債で対応し、課税は100年間に分割。

現在の世代で幅広く負担するのではなくて、幅広い世代にまたがって負担していくべき。

4)軽減税率

消費税を20%に上げると、一部の業界では「軽減税率を適用させてあげましょう」ということになる。

すなわち役所の権限が増す。

たとえば新聞購読料については軽減税率が適用されるようであり、他の媒体が20%の消費税のところ新聞だけが5%なら相対的に新聞有利となる。

大手新聞がこぞって消費税賛成なのもこういった事情があるかもしれない。

* * * *

役所というのは、どんなことがあっても着実に権限を増やしていこうとするのかもしれません。

その結果が日本の国力減退であるというのは、国際会議に出ている日本の役人が実のところ一番肌で感じ取っているのではないでしょうか。

日本はIMFに対して、米国に次ぐ資金を出しており、米国に次ぐ投票権(voting power)を持っています(『こちら』『こちら』)。

にもかかわらず今回の専務理事選出に際しては候補に名前さえ上がりませんでした。

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2011年6月28日 (火)

Facebook

フェイスブックはまだ上場していませんが、6月27日(月)午後、投資ファンドの GSV Capital がセカンダリー・マーケットの SharesPost で、225 千株を 6.6百万ドルで購入。

SharesPost の推定ではフェイスブックは 24億株を発行していることから、GSVはフェイスブックの価値を全体で 706億ドルと評価したことになります。

今年1月にゴールドマンサックスが資金を投入した時の評価は500億ドル。

フェイスブック(来年にも上場するだろうと言われています)は現状未公開ですが、投資家がフェイスブックに与える評価はどんどん上がっていきます(半年で500億ドル→706億ドル)。

フェイスブックへの投資を発表したことで GSV Capital の株価は瞬く間に 31%も上昇しました(『こちら』)。

フェイスブックの価値が706億ドルだとして、これは円ベースで 5兆6000億円。

日本企業の時価総額ランキングで、トヨタ、ドコモの次。いきなり3位に入ります。

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2011年6月22日 (水)

アジアの躍動

ベトナムに行っていて昨日帰りました。

ベトナムを訪れるのは、13~14年ぶりです。

以前に比べ、ずいぶんと変わっていて、国全体が(13~14年前に比して、ですが)格段に豊かになってきているように思いました。

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     (ハノイ・インターコンチネンタル・ホテルのエントランスで)

街全体から成長への「躍動感」のようなものを感じます。

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雨の中でもバイクが疾走する様が印象的でした。

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現在ベトナムは中国との間で領土問題(南シナ海の領有権問題)を抱えています。

これは何も現在に限ったものではなく、ベトナムは昔から中国との間で対立・紛争を経験してきたのだとか・・。

このため中国に対してアゲンストな感情を持つ人が多く、一方、日本に対しては比較的友好的に思う人が多いとのこと・・。

「この橋は清水建設が建てた。あちらは大林だ」

滞在中、こういった話を何度か聞きました。

さて飛行機に5~6時間ほど乗り、成田に帰ってくるとベトナムの喧騒さはもうありません。

街は整然としていて「お上品」なのですが、日本は元気がないように感じてしまいます。

ベトナムは長く続いた米国との戦争の影響もあるのでしょう、65歳以上が5.5%しかいません。

一方、日本は総人口の23%以上が65歳以上(『こちら』)。

ベトナムの人口構成をグラフにするとこうなります。

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                                 ([注] 出所は『こちら』

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2011年6月14日 (火)

官のシェアの増加

国民が政府に期待することが多すぎるのか、あるいは役所が既得権を拡大しているか、実態はよく分かりません。

ただここ約20年間の日本のGDPに対する政府部門(歳出)のシェアを見ていくと、確実にシェアが増加していることが判明します。

グラフにしてみましょう。

Gdp_2

一般会計だけでは駄目だ、特別会計も入れろと言う人もいるかもしれません。

単純に特別会計を足しこむと、会計相互間の重複分などが出てきますから、財務省が出している「再差引純計額」を使います(一般会計+特別会計-重複額-控除額;詳しくは『こちら』)。

Gdp_3

最後にこの2つのグラフはどうやって作ったのか、出所を明らかにしておきます(なお暦年と年度の比較になっているなど細部の精度を上げる余地はあると思います)。

まず名目GDP推移は、『IMF - World Economic Outlook』。簡単には『こちら』で入手できます。

一般会計歳出総額、特別会計歳出総額、再差引純計額は、財務省の『こちら』のページの第16表を使いました。

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2011年6月12日 (日)

Korea's Got Talent

スーザン・ボイルさん以来の感動とでも言うのでしょうか。

Kgt_3

6月4日にアップされてから、すでに 520万回以上アクセスされました。

『こちら』(←)をクリックすると見ることが出来ます。

「彼が歌い始めるやいなや泣いてしまった」。

コメント欄ではこのように紹介されていました。

* * * *

(注)英語の字幕は苦手という方に、ソン・ユナさんのファンサイトにリンクされているYoona's NEWS(『こちら』)に掲載されている日本語を下記に(一部省略して)転載します。

『俳優ソン・ユナとパク・カーリン音楽監督はもちろん、観客まで感動の波に追い込んだ志願者が登場した・・・・

彼は「実は、今ここに挑戦したのも非常に心が重い。 それでも他の人々のようになりたい。 歌を歌う時だけは、私でない他の人になる気持ちのようだ」と話した。

舞台に上がるとすぐに職業を尋ねた質問に、彼は「肉体労働をしている」と淡々と答えた。

引き続きソン・ユナが「家族事項になぜ誰も記載されていないのか?」と尋ねると、すぐにチェさんは「3才の時、孤児になった。ところが孤児院でたくさん殴られて、5才の時逃亡してきた」と当時を思い浮かべた。

チェさんは「5才の時からガムのようなものを売りながら生活した。 そのように10年をその日暮らしのように暮らした。 睡眠は階段や共同トイレなどで寝た」とし、「小学校と中学校は検定試験で合格して、高等学校の時ようやく初めて学校という所に通ってみた」と伝えた。

また、彼は「普段 歌を好きで歌う。 十年をその日暮らしのように暮らして、生まれて初めて好きだったこと歌だ。 それで歌を歌うのが好き」と明らかにした・・・・

平凡な容貌から吹き出てくる彼の声は、審査委員はもちろん、観客たちまで暴風感動に陥れた。

彼が“ネッラ・ファンタジア”を歌う間、ソン・ユナはもちろんパク・カーリンも次第に目頭を赤らめ始めた・・・。

舞台が終わってソン・ユナは「本当に抱いてあげたい」と所感を伝えたし、パク・カーリンは「なぜ歌がしたいか?」とチェさんに尋ねた。

チェさんはパク・カーリンの質問に「私が幼かった時、事件が多かった。 どこかに売られたこともあった」とし、「一度はナイトクラブでガムを売っていて声楽をするのを偶然に見た。 その姿に魅了されて関心を持つことになった。 だが、まともに習ったことはなくて、一人で(声楽を)勉強した」と答えた。

これにパク・カーリンは「ここでどうなろうが、レッスンを受けられるようにして差し上げたい・・・」と所感を伝えた・・

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2011年6月11日 (土)

カタルーニャ国際賞スピーチ

村上春樹さんのカタルーニャ国際賞スピーチです。

『こちら』でその全文が掲載されているので是非ご覧になってみてください。

以下は、私が特に印象に残った部分です。

「・・ただひとつわかっているのは、これで終りではなく、別の大地震が近い将来、間違いなくやってくるということです。おそらくこの20年か30年のあいだに、東京周辺の地域を、マグニチュード8クラスの大型地震が襲うだろうと、多くの学者が予測しています。それは十年後かもしれないし、あるいは明日の午後かもしれません。もし東京のような密集した巨大都市を、直下型の地震が襲ったら、それがどれほどの被害をもたらすことになるのか、正確なところは誰にもわかりません。

 にもかかわらず、東京都内だけで千三百万人の人々が今も「普通の」日々の生活を送っています。人々は相変わらず満員電車に乗って通勤し、高層ビルで働いています。今回の地震のあと、東京の人口が減ったという話は耳にしていません。

 なぜか?あなたはそう尋ねるかもしれません。どうしてそんな恐ろしい場所で、それほど多くの人が当たり前に生活していられるのか?恐怖で頭がおかしくなってしまわないのか、と。

 日本語には無常(mujo)という言葉があります。いつまでも続く状態=常なる状態はひとつとしてない、ということです。この世に生まれたあらゆるものはやがて消滅し、すべてはとどまることなく変移し続ける。永遠の安定とか、依って頼るべき不変不滅のものなどどこにもない。これは仏教から来ている世界観ですが、この「無常」という考え方は、宗教とは少し違った脈絡で、日本人の精神性に強く焼き付けられ、民族的メンタリティーとして、古代からほとんど変わることなく引き継がれてきました。

 「すべてはただ過ぎ去っていく」という視点は、いわばあきらめの世界観です。人が自然の流れに逆らっても所詮は無駄だ、という考え方です。しかし日本人はそのようなあきらめの中に、むしろ積極的に美のあり方を見出してきました。

 自然についていえば、我々は春になれば桜を、夏には蛍を、秋になれば紅葉を愛でます。それも集団的に、習慣的に、そうするのがほとんど自明のことであるかのように、熱心にそれらを観賞します。桜の名所、蛍の名所、紅葉の名所は、その季節になれば混み合い、ホテルの予約をとることもむずかしくなります。

 どうしてか?

 桜も蛍も紅葉も、ほんの僅かな時間のうちにその美しさを失ってしまうからです。我々はそのいっときの栄光を目撃するために、遠くまで足を運びます。そしてそれらがただ美しいばかりでなく、目の前で儚く散り、小さな灯りを失い、鮮やかな色を奪われていくことを確認し、むしろほっとするのです。美しさの盛りが通り過ぎ、消え失せていくことに、かえって安心を見出すのです。」

* * * *

「・・効率的であったはずの原子炉は、今や地獄の蓋を開けてしまったかのような、無惨な状態に陥っています。それが現実です。

 原子力発電を推進する人々の主張した「現実を見なさい」という現実とは、実は現実でもなんでもなく、ただの表面的な「便宜」に過ぎなかった。それを彼らは「現実」という言葉に置き換え、論理をすり替えていたのです。

 それは日本が長年にわたって誇ってきた「技術力」神話の崩壊であると同時に、そのような「すり替え」を許してきた、我々日本人の倫理と規範の敗北でもありました。」

* * * *

「・・ロバート・オッペンハイマー博士は第二次世界大戦中、原爆開発の中心になった人ですが、彼は原子爆弾が広島と長崎に与えた惨状を知り、大きなショックを受けました。そしてトルーマン大統領に向かってこう言ったそうです。

 「大統領、私の両手は血にまみれています」

 トルーマン大統領はきれいに折り畳まれた白いハンカチをポケットから取り出し、言いました。「これで拭きたまえ」」

* * * *

「・・我々は「無常(mujo)」という移ろいゆく儚い世界に生きています。生まれた生命はただ移ろい、やがて例外なく滅びていきます。大きな自然の力の前では、人は無力です。そのような儚さの認識は、日本文化の基本的イデアのひとつになっています。しかしそれと同時に、滅びたものに対する敬意と、そのような危機に満ちた脆い世界にありながら、それでもなお生き生きと生き続けることへの静かな決意、そういった前向きの精神性も我々には具わっているはずです。」

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2011年6月 9日 (木)

6年前

6月もそろそろ中旬にさしかかろうという時期になってきました。

米国では卒業式のシーズンに入りつつあります。

ところで日本の学校は小学校では6年間が一括り。

最近では中高一貫教育も多く、中高も6年間で一括りという人が少なくありません。

ところが社会人になってくるとどうでしょう。

何となく節目が無くなり、だらだらと過ごしてしまうこともあるのではないでしょうか。

6年前。

あなたは何をしていたでしょうか。

6年前の6月というと、私が思い出すのはアップルの会長スティーブ・ジョブズのスピーチ。

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2005年6月12日。

彼がスタンフォード大学の卒業式に招かれたときに行ったスピーチです。

以前、このブログでも紹介しました(『こちら』)。

ブログでは6回に分けて掲載しましたが、一気に読みたいという方は『こちら』 をどうぞ。

『Stay Hungry. Stay Foolish.

私自身、常にそうありたいと願ってきた。

そして今、卒業して新たな一歩を踏み出すあなたたちに私は同じ言葉を贈りたい。

Stay Hungry! Stay Foolish! 』

ジョブズはこう言ってスピーチを締めくくりました。

このスピーチ(2005年6月)の後、ジョブズは健康問題を抱えながらも次々と画期的な製品を世に送り出しました。

Apple TV、iPod Touch、iPhone、iPad、 iCloud・・・

株価もこのときの 36ドルから332ドルへと、6年間で9倍になりました。

なおこの間、日経平均株価は11,304円から9,449円へと、16%下落しています。

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2011年6月 7日 (火)

偶然(by chance)によってあなたの人生が良くなることはない。変わること(by change)によって良くなるのだ

大学をドロップ・アウト(中途退学)して実業の世界に飛び込んだジム・ローンは起業家・実業家として成功を収めますが、

キャリア・デベロップメントの講師・伝道師としてもよく知られています。

       Jim_rohn

          (Jim Rohn)

2009年に79歳で亡くなった彼が残した言葉から:

Your life does not get better by chance, it gets better by change.

【和訳】 偶然(by chance)によってあなたの人生(生活)が良くなることはない。変わること(by change)によって良くなるのだ

* * * *

We generally change ourselves for one of two reasons: inspiration or desperation.

【和訳】 われわれは通常次の2つのいずれか1つの理由(原因)で変わる。インスピレーションか、デスパレーション(絶望的なまでに追い詰められた極限状況)かだ

* * * *

Don't join an easy crowd. You won't grow. Go where the expectations and the demands to perform and achieve are high.

【和訳】 安易な道を選ぶな。(安易な道では)成長しない。期待や要求のレベルが高いところへ行け

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2011年6月 5日 (日)

国連:世界人口 Prospects

2011年5月3日発表の国連『World Population Prospects』(『こちら』)では、2100年には世界の人口は100億人になると予想。

このとき日本人の平均寿命 男89歳、女95歳

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2004年発表の国連資料(『こちら』)では2050年の人口を次のように予想(42頁)。

1位 India  1,531.4 (百万人)
2位 China  1,395.2
3位 U.S.A.    408.7

4位 Pakistan 348.7
5位 Indonesia 293.8

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ゴア元副大統領のコメント

ゴア元副大統領はグーグルのアドバイザーであると同時に、FacebookやTwitterに投資しているクライナーのパートナーでもあります。

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ゴア氏によれば、「グーグルはまだ成長の初期段階であり、これからもっと成長していく。FacebookやTwitterによる social media 革命は very real だ」とのこと。

「米国人は一日平均5時間テレビを見ており、現在のところまだまだテレビが支配的な地位にある」ともコメント。

詳しくは『こちら』の記事をどうぞ。

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サーカス?

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本人の弁は『こちら』

原口さんのウェブサイトやTwitterでは(詳しい説明は無くて)記者会見の案内だけが載っていましたが、その結果が『この記事』だとすると、やはりこれを読んだだけではよくわかりません。

そう言えば鳩山由紀夫さんに至っては1年前、議員さえ辞めると言っていました。

米CNNは最近の日本の政治を『サーカス』と表現して報じたとか・・。

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2011年6月 4日 (土)

アンドリュー・メイソン at D9

米クーポン共同購入サイト、グルーポンのIPOが話題になっています。

グルーポンのCEOはアンドリュー・メイソン。

D9(“D:All Things Digital”)カンフェランス での彼へのインタビュー動画は『こちら』 (←クリックしてください)。

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ウォール・ストリート・ジャーナルの画面に現れる矢印をクリックすると動画が始まります。

* * * *

彼の表情の豊かなところだけを集めた動画は『こちら』 (時間が約 1分間に短縮されています)。

題して『グルーポンのメイソンCEO:際どい質問に「絶対に答えない」方法』

時間のない方、英語が必ずしも得意でない方も、この『短縮版』は一見の価値があります。

彼はお笑い芸人としてやっていけるかもしれない・・。

1日(水)にご紹介したマーク・ザッカーバーグと似たところもあれば対照的なところもあります。

この辺が面白いですね。

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2011年6月 1日 (水)

フェイスブック誕生の話

マーク・ザッカ―バーグといえば、ビル・ゲイツやバフェットとともに、2010年12月、「個人資産の半分は寄付する」と誓約したことで知られています(『The Giving Pledge』)。

それより3か月前の2010年9月、彼はニュージャージー州ニューウォーク(Newark)市の教育制度・機関(Newark’s school system)に1億ドル(81億円)を寄付しています。

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先月(2011年5月)、NewSchools Venture Fund の Summit 2011 でマーク・ザッカ―バーグとクライナーのジョン・ドアが教育について語り合いました。

「教育における革新と起業家精神(Innovation and Entrepreneurship in Education)」と題して2人が語る(約1時間)というものでした。

トークが始まって10分後くらいから25分後くらいまでの約15分間、マーク・ザッカ―バーグ自身がフェイスブックの誕生について話しましたが、これも結構面白いと思いました。

彼は小学校6年くらいからPCをいじり始め、7年(日本でいう中学1年)のころにはプログラムを書いていた・・。

最初はゲームのプログラムで、映画スターウォーズの影響を受け、ヨダを何とか生かしておくことを主眼としたゲームだったとか・・。

フェイスブックを作っての印象について聞かれると、『How similar people are (人間というのは実はあまり違っていなくて似たりよったりだ)』に気づいたとか・・。

『こちら』で2人が語り合うのを見ることが出来ます(画面の中央に現れる矢印をクリックするとビデオが始まります)。

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