エズ村
8月になりました。
毎月、新しい月を迎えるたびに、私は机の脇にあるJALのカレンダー「A World of Beauty」の頁をめくります。
JALの経営破たん後、カレンダーのサイズは少し小さくなりましたが、写真の質は高いまま。
8月はフランス・エズ村(『こちら』)。
地中海を見下ろす海抜427メートルの岩山の上にあり、まるで鳥(鷲)の巣であることから、鷲の巣村とも称されています。
フランスのコートダジュール、ニースとモンテカルロのほぼ中間に位置します(下の地図の黒矢印。どちらの街からもクルマで約15分。なお地図や写真はクリックすると大きくなります)。
これまで観光客の多くはニースとモンテカルロのみを訪問し、エズは通り過ぎてしまうことが多かったと言います。
私もコートダジュールを訪れた際は、ニースとモンテカルロには滞在しましたがエズは通り過ぎてしまいました。
『こちら』がエズ村の公式ウェブサイト。
JALのカレンダーが撮影された場所はこちら(↓)。
かつて哲学者ニーチェは海岸からエズの村に向かう坂道をたどりながら『ツァラトゥストラかく語りき』の構想を練ったと言われています。
この坂道は今では「ニーチェの坂道」と言われています。
また映画監督ヒッチコックはエズの景色に魅せられ、泥棒成金の撮影場所にエズを選びました。
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