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2011年8月24日 (水)

コーラスライン

今週の日曜日(21日)は、来日していたブロードウェイのミュージカル「コーラスライン」の最終公演日でした。

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『私は自分の選んだ道に疑念を抱き始めた。

役者やスポーツ選手が直面するに違いない葛藤に見舞われたのだ。

特別な夢を何年も追いかけ、ウェイターやウェイトレスをしながらオーディションを受けたり、マイナーリーグでどうにかヒットを打ってきたあと、ふと気がつく。

才能や運がなければたどり着けない世界のまわりを、自分はただうろうろしているだけではないのかと。』

これはオバマ大統領が自らの著作で語った言葉(『こちら』)。

2000年の下院選で惨敗したときの彼の心境を表したものです。

コーラスラインが描く世界は、まさにウェイターやウェイトレスをしながらオーディションを受け続ける人たちの世界。

不合格になるたびに心が折れそうになり、自分には才能や運がないのではないかとの疑念に襲われます。

それでもいつかは夢を実現できるかもしれない。

そう思って、何度も何度も、立ちはだかる現実の壁の大きさに打ちのめされながらも、再び起き上がってチャレンジする・・・

自分だけではない。世の中には「いつか」を信じてチャレンジしている人がたくさんいるのです。

報われないまま終わる人が多い、そんな現実を分かっていながらもただひたすら努力して、次に挑戦できるチャンスがやってくるのを待つ・・・

だからこそ合格した時の喜びもひとしおです。

YouTubeにフィナーレ『One』の動画がありました(→『こちら』)。

観ていたらまたニューヨークに行きたくなりました。

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