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2011年8月 6日 (土)

「世界の大半で実質金利がマイナスの領域にある状況下では、株式の投資妙味はかなり高い」(モビアス博士)

「世界の大半で実質金利がマイナスの領域にある状況下では、株式の投資妙味はかなり高い」

こう発言するのはマーク・モビアス博士。

資産運用会社テンプルトン・アセット・マネジメントのエマージング・マーケッツ・グループの執行会長です(『こちら』)。

彼は現在来日中で、ブルームバーグ記者の電話インタビューに答えました。

インタビューの模様はブルームバーグがビデオにして配信しています(『こちら』)。

また要約は日本語でもニュースとなって配信されています(『こちら』)。

「アジアではどの地域に投資妙味があるか」との問いに対して、博士はこう発言しています。

「タイが我々のリストのトップだ。ベトナムもいいが流動性に乏しい。インドネシアやマレーシアも投資妙味がある。

日本、韓国、台湾の北アジアは東南アジアほどは魅力的ではない」

「米国景気の2番底(Double Dip)が来ると思うか。QE3(第3次量的緩和)はあるのか」との問いに対しては、

「ダブルディップはないと思う。米国経済の問題は中小企業が活性化せず、雇用が改善しないことだ。オバマ政権はこの問題を解決するため、dramatic (劇的)な政策を打ち出すと思う」

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