「世界の大半で実質金利がマイナスの領域にある状況下では、株式の投資妙味はかなり高い」(モビアス博士)
「世界の大半で実質金利がマイナスの領域にある状況下では、株式の投資妙味はかなり高い」
こう発言するのはマーク・モビアス博士。
資産運用会社テンプルトン・アセット・マネジメントのエマージング・マーケッツ・グループの執行会長です(『こちら』)。
彼は現在来日中で、ブルームバーグ記者の電話インタビューに答えました。
インタビューの模様はブルームバーグがビデオにして配信しています(『こちら』)。
また要約は日本語でもニュースとなって配信されています(『こちら』)。
「アジアではどの地域に投資妙味があるか」との問いに対して、博士はこう発言しています。
「タイが我々のリストのトップだ。ベトナムもいいが流動性に乏しい。インドネシアやマレーシアも投資妙味がある。
日本、韓国、台湾の北アジアは東南アジアほどは魅力的ではない」
「米国景気の2番底(Double Dip)が来ると思うか。QE3(第3次量的緩和)はあるのか」との問いに対しては、
「ダブルディップはないと思う。米国経済の問題は中小企業が活性化せず、雇用が改善しないことだ。オバマ政権はこの問題を解決するため、dramatic (劇的)な政策を打ち出すと思う」
| 固定リンク
コメント