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2011年10月21日 (金)

世界はオリンパス事件をどう見ているか (オリンパス その2)

ブルームバーグ・ニュースのコラムニスト、ウィリアム・ペセック氏『このコラム』(←クリックしてください)が一番端的に欧米のオリンパス事件に対する見方を示しています。

私のところにも海外の知人から同様の見解が寄せられています。

                      Pesek_2 

                      (ウィリアム・ペセック氏)

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【コラム】「オリンパス・ショック」は世界の反面教師・・・[ウィリアム・ペセック氏;10月21日(ブルームバーグ)]

世界各地のMBA(経営学修士号)カリキュラムには、新設講座として「オリンパス101」を追加すべきだ・・・

現在進行中の今回の出来事には、あらゆる要素が盛り込まれている。

1919年創業という誇り高き企業、

日本人トップならやらないであろう手法で企業改革を成し遂げようとして解任された外国人社長、

日本ではめったに表ざたにならないのに表面化した内紛、

やくざ関与の可能性の気配、

浪費されたかもしれない多額の現金、

何をすべきか分からない企業幹部、メディアの熱狂、

問題がすべて消えてなくなってほしいと願う規制当局者などだ。

物語の本筋はまだ始まっていない。

日本はいざとなったら、どう収拾を図るのだろうか。

理想的な世界なら答えは簡単だ。

オリンパスの取締役は解任され、規制当局は日本株式会社への信頼を取り戻すため、熱意や公明正大さや誠実さを発揮して、この恥ずべき出来事を調査するだろう。

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(以下このブログでは省略;是非『こちら』でコラムの本文をご覧ください)

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