コダック
『米写真用品大手のイーストマン・コダックは3日、特許ポートフォリオの売却で利益を得るか、社債発行により新たな資金を調達できなければ、向こう1年事業を継続することが困難になる可能性があることを明らかにした』 (ウォールストリート・ジャーナル紙、『こちら』)。
(Eastman Kodak Co. said Thursday that it will have trouble staying in business over the next year if it can't squeeze more money out of its patent portfolio or raise new funds by selling debt.
The warning came in a dense filing with the Securities and Exchange Commission as the imaging company reported that its cash supply dwindled again in the third quarter, even as it drew $160 million from its credit line. )
一時は90ドルを超えていた株価が今は1ドル。
かつての名門会社も時代の変化(フィルム→デジカメ)に対応できなければ市場からの撤退を余儀なくされることもあり得る、いかに名門であっても油断はできないということなのでしょう。
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コメント
管理人さん、こんにちは。
英文の周辺記事を読むと:
ニコンやライカは、固有のレンズ技術を利用して、カメラのデジタル時代への移行に成功した。一方、フイルム・メーカーであるコダックは、富士フイルムとの商戦に敗れて以後は、知財管理会社であったと。
アナログ時代には、コダックのブランドは最高でしたね。
投稿: snowbees | 2011年11月 5日 (土) 19時22分
snowbees様
コダックのエクタクロームなど良かったですね。
その昔、コダックやポラロイドなどのケースをビジネススクールでやりました。
その時は、コダックは消費者が撮影した後の現像処理でもかなり収益を上げていました。
投稿: 岩崎 | 2011年11月 5日 (土) 19時57分