アナリストの予想を打ち砕く
2~3日前ですが、経済誌の記者が来られて、株式投資を話をしました。
欧州通貨危機が深刻化するなど投資家にとっては難しい時期。
私は、
「といっても、世界の人口は毎年7500万人のペースで増えているし、人々は豊かになりたい、良いモノが欲しいと思っています。
たとえば私は2010年5月にアップル株を261㌦で買いましたが、それが今年1月で430㌦にまで上昇しました。
為替の変動を考慮に入れても円ベースで36%の上昇になります」
と話しました。
アップル株購入については当時『こちら』のブログに書いた通りです。
こうコメントした時、実は一抹の不安が頭の中をよぎりました。
『24日の米国市場終了後、アップルが第1四半期の決算を発表する。アナリストはかなり高めの予想をしている(前年同期($6.43)比58%増の$10.16のEPS(一株当たり利益))。
このアナリストの予想を少しでも下回ればアップル株はかなり下落してしまう。
現にグーグルは1月19日に四半期決算を発表。増収増益だったがアナリストの予想を下回ったとして、株価は一日で8%強も売り込まれた。
はたしてアップルはアナリストの高い予想を更に上回る結果を上げれるだろうか』
そうしたちょっとした不安はあったものの、8割くらいは「アナリストの予想さえ上回る結果をあげれるのではないか」と見ていました(だからこそ1月19日にアップルが史上最高値の431ドルをつけても売らずにキープしていたのですが・・)。
結果は、『こちら』の通り。
アナリスト予想のEPS10.16ドルを上回る13.87ドルを上げました。
アナリスト予想を完全に打ち砕くこの結果に株価は After Hour Trading で8%上昇($420→ $452)しています(『こちら』)。
地域別にみるとアメリカ市場の売り上げがとくに好調でした。
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