自分年金をつくる
私にとっては14冊目(注:オーディオブックを含む)になりますが、『自分年金をつくる』(ベスト新書)が発売となりました。
全国書店の「新書売り場」に並んでますので是非お手に取ってご覧になってみてください。本書はとくに以下のような方にお勧めです。
(1)厚生年金、共済年金、企業年金があるから老後は大丈夫と思っておられる方。
たとえばいま多くの企業年金で進行中の予定利率引き下げがどのように年金受給額に変化を及ぼすか、計算されてみたことがあるでしょうか。
AIJ問題に限らず、積立金不足に陥ってしまっている厚生年金基金、企業年金がたくさんあるのが現状です。
(2)退職金やまとまったお金で投信や変額年金保険を買い、元本割れに陥っている方。
変額は満期までもてば元本が保障されているケースが多いのですが、さて手数料分はどうなんでしょう。
投信をお持ちの方は是非基準価額をチェックしてみてください。運用会社から送られてくる「分配金込み基準価額の騰落率」がプラスになっているからといって安心していませんか。
これは税引き前の分配金を再投資して計算していることがあります。
しかしあなたは税金を取られますし、分配金の再投資もできません。
(3)個人年金保険の仕組みについて把握しておきたい方。
転換の問題についても本書で取り上げています。知っているのと知らないのでは大きな差があります。
(4)マンション、アパートなどで賃料収入を得ることを検討している方。
いま出版されている多くの本が新築より中古マンション投資を勧めています(そして確かに中古の方が利回りは良いのでしょうが)、しかし中古マンション投資の落とし穴とは?
節税をしながら資産形成を考えている方にも本書は参考になると思います。
* * * *
新刊JPニュースでも取り上げられています。
『こちら』です。
| 固定リンク
コメント