かかってこい パリ
じゃんぽ~る西さんの『かかってこい パリ』 。
前作の『パリ 愛してるぜ~』にはフランス人レビュアーの方がアマゾンに次のような書評を載せていたのが印象的でした。
「じゃんぽ~る西の漫画を読んで、パリを再発見することが出来ました。
一般日本人にとっては、パリと言う街は世界一ですが、実際に住んで見ると違う。
じゃんぽ~る西は、いくつかの面白い例でその違いを見せてくれる。
パリだけでなく、フランス人の特徴もよく教えてくれる。
フランス人としては、恥ずかしながら読んで、全くその通りと思いました。
大変勉強になりました。エッサエ漫画としては、情報の量の面でも、セリフと画質の面でも、大満足です。
しかも、西先生は、鋭敏なユーモアのセンスがある。
何回も笑った。フランスでもフランス語で出版して欲しい。 」
* * * * *
今回の『かかってこい パリ』 も面白い、そしてたいへん楽しい本(漫画)でした。
日本人とフランス人とで違うところがたくさんあっても、違いを分かりあえる共通の土壌があるのかもしれません。
だからこそじゃんぽ~る西さんの漫画は日本人にも受けるし、(それ以上に?)フランス人にも受ける・・・
「パリ好きな日本人女性は多いのですが、じゃんぽ~る西さんのようなオタク男子目線でパリが描かれることはまれだと思います」
とはYさんの弁。
ところで、前作の『パリ 愛してるぜ~』。レビュアーの方が「フランス語でも出版して欲しい」とアマゾンに書きこみましたが、実はすでにフランス語に翻訳されて出版されています。
A nous deux Paris (『こちら』)です。
パリだけでなくアメリカでもカーテンを閉めずに外から見られるのを気にしない家が多いのですが、それを見て、「この人たち、隠そうという気がないな・・」とつぶやく著者。
そうだ!やっぱり日本人とフランス人は違う・・!?
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