ポイントは50代
本日放送した日経ラジオ『集まれ!ほっとエイジ』の導入部分のご紹介です。
老後の生活を考える上で、年金は基本中の基本です。
年金には自営業の方などが入る「国民年金」、サラリーマンの「厚生年金」、そして公務員の「共済年金」などがあります。
これらはすべて公的年金と呼ばれるものです。
このほかに企業年金というものがあります。
現在、公的年金も企業年金もいろいろな問題を抱えるに至っています。
公的年金では財政上の問題から、たとえば支給開始年齢が今後68歳とか70歳になっていくことが予想されます。
一方、企業年金が抱える問題としては、積み立て不足や、予定利率引き下げの問題があります。
また最近ではAIJという投資顧問業者が、企業から預かった年金資産を消滅させてしまうという大きな問題も起きました。
こうしたことから、「もはや、国や企業だけに頼ってはいられない」として、第3の年金ともいうべき「自分年金」を持とう、そしてそのことによって、老後を乗り切ろうという人が増えてきました。
要は、自分で築き上げた資産で、自分に年金を払っていくことによって、「老後を乗り切ろう」、あるいは、「より豊かな老後を送ろう」との発想です。
たとえば、3,000万円を貯めるとします。
そうすると、毎月7万円をおろしていっても、35年間持ちます。
7万円×12か月×35年=2,940万円。
すなわち60歳から95歳まで毎月7万円の自分年金を受け取ることが出来るようになります。
3,000万円というと、とても大きな金額のように思われる方もあるかもしれません。
ですが、大学を卒業した方の退職金の平均値は2,300万円です。
かりに退職金を2,300万円もらうとすれば、あと700万円で3,000万円に届きます。
そのためにも住宅ローンを抱えている人は、はやく返し終わっていることが重要になります。
ポイントは50代です。
50代の人は、そろそろ子供の教育費がかからなくなってくるケースもあると思います。
とくに50代後半から60歳までの人は、そういった人が多くなります。
一方で、年収の方はまだ高い人が多く、この時代を無駄遣いすることなく過ごすことがポイントになります。
たとえば以前にこのブログでも取り上げましたが、医療保険など、本来あまり必要のない保険に入っていないかを見直すことで、家計に余裕が出てくるようになります。
ところで月7万円の自分年金はあくまでも公的年金や企業年金を補完するものです。
ベースは公的年金であり、企業年金です。
ただ、7万円の自分年金があれば、もし仮に公的年金の支給開始が68歳とか70歳とかに引き上げられるといったような事態になっても、ある程度は対応できますし、 企業年金の予定利率が引き下げられ、年金給付額が削減されても何とか対処できるようになります。
つまり公的年金や企業年金の制度に、ほころびが出てきても、月7万円といった最後の拠りどころがあれば、それなりに対応可能になるのです。
ということで、番組では自分年金の作り方、どういった金融資産が自分年金にふさわしいか(→円ベースで減価しにくい資産)
についてお話ししました。
具体的には個人年金保険、投資信託などのプラス面、マイナス面、考えておかなければならないリスクについてお話ししました。
詳しくは是非番組をお聞きになってみてください。
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なお iTunes でも聞けます(無料です)。 『こちら』です。
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