過剰反応
GW連休明けとはいえ昨日の日経平均261円安は過剰反応だったのかもしれません。
週末明けの昨日のニューヨーク市場ではダウ平均株価は29ドル安(マイナス0.23%)。S&P500の方は0.48のプラスに転じました(下図はS&P500の昨日一日の動き)。
フランスの選挙結果はかなり前から予想されていたことですし、欧州の経済問題が長引くのも予想されていたものです。
『こちら』のロイター記事が昨日の米市場の状況を伝えています。
欧州問題ですが、先日ご紹介したNYタイムスの記事(『こちら』)のように、
米国では:
The huge bailouts, started in the administration of George W. Bush and continued by President Obama, worked.
The banks were bailed out, and the survivors were forced to recapitalize.
一方、欧州は:
Too many regulators in Europe accepted that argument and delayed efforts to force banks to raise more capital.
金融政策の方もバーナンキが大胆な
先日の日経CNBC「日経ヴェリタストーク」で松元大さんは以下のような趣旨の話をしていました。
「米国やドイツ、そして日本は自分たちの力で財政再建できる力を持つ国だ。
一方、フランス、イタリア、スペインなどでは単独で財政再建できるだけの力を残念ながら持っていない」
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