世界の本屋さん
日本でも海外でも街を歩き、本屋さんを見つけると入ってみたくなります。
アルゼンチンの南、もう少しでマゼラン海峡といったところにある「エル カラファテ」という街。
下図のAのところの街です。
「日本からもっとも離れた」といってもいいくらいの場所ですが、この街で見つけた本屋さんには、店の中、奥の方の一角に日本マンガのコーナーがありました。
ドラゴンボールを初めとして数多くの日本のマンガ(スペイン語に訳されています)が、ところ狭しと並んでいたのが印象的でした。
「こんなところにまで」と、ちょっと驚くと同時に、何となく嬉しかったのを思い出します。
さて世界にはいろいろな本屋さんがありますが、「世界でもっとも美しい20の本屋さん」という特集で紹介された本屋さんは、『こちら』。
クリックすると美しい本屋さんの画像を次から次へと見ることができます。
日本の代官山・蔦屋書店も堂々とランクインしています。
ところで日本で本屋と言えば、老舗書店が並ぶ神保町。
ここにも今年3月カフェを併設した「ブックカフェ」が出現しています(『こちら』)。
このように、美しい本屋さん、楽しい本屋さんがが増えるのは嬉しいことです。
しかし本屋の基本はやはりハードではなくてソフト。
「この本は面白いぞ」とばかり、本屋の親爺が店の前面に平置きで出してくれる ― この選別が読者にとっては貴重です。
そして、書店員の目利きが良い本屋さんは、たとえ内装や外装が古くても、繁盛しているように思えます。
そういった意味で地球の反対側、エル カラファテの本屋さんの目利き度合いにはなかなかのものがありました。
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