株式投資の極意
ご案内が遅れてしまいましたが、今週火曜日(21日)、ラジオNikkei の「集まれ!ほっとエイジ~シニア予備校」(毎週火曜日11:35~12:00/再放送 23:30~23:55)に出演(『こちら』)、(ちょっと大袈裟ですが)株式投資の極意といったことについてお話ししました。
株式投資の基本は「安く買って、高く売る」です。
長期投資と称して、この「売る」ということを考えない人もいますが、売らないことには利益は実現しません。
もうひとつ。どんな会社も永遠に覇者であり続けるということもありません。
「盛者必衰」とまではいかなくとも、どの会社にも必ずピーク期があります。
かつて時価総額ナンバーワンだったマイクロソフトでもそうでしたし、アップルだっていつかはピークを迎えます。
したがってピークから、通常期もしくは衰退期に入りかける、その前で、売り抜ける必要があります。
「長期投資はBuy and hold だから」と言って、いったん買ったら放置している人がいますが、お勧めできません。
1週間に1回、30分間くらいは、このまま持ち続けるので良いのか、検証する時間に充てたいものです。
参考までに付け加えますと、長期投資で知られるバフェットは『住む家を毎年売買する人はいない』と言って、一度買った銘柄は比較的長く保有しています。しかしよく調べてみると、その投資手法は極めて実践的で柔軟性に富んでいます(『こちら』)。
番組ではこのほかに以下の点について触れました。
【1】そもそも株式投資で「勝つ」とはどういう意味か
【2】個人は機関投資家に勝てるのか
【3】リスクとリターンの関係はどう考えればよいか
~預金に置くのと株式投資では長期的にどちらの方がリターンが高いか
【4】短期売買を繰り返すのと中長期的な投資のどちらが良いか
【5】塩漬け状態になるのをどうやって回避するか
【6】株式投資とQOL(Quolity of Life)との関係
【7】日本株が良いのか米国株か
最後に株式投資の極意とでも言うべきポイントについてもいくつか触れました。
- ニコラス・ロディッティと会ったときに彼が話した「お金は干し草の陰で成長するのさ」とはどういう意味なのでしょうか。
- 私自身、株式投資に対して、なんらかの思い入れ、雑念があったときに、失敗してきていますが、これはいったいどういうことでしょうか。
- 「失敗から学ぶこと」、「間違えたらすぐに正すこと」、「市場の怖さを知ること」とは、それぞれどういうことでしょうか。
- そして私がこれまでに会ってきた世界の著名な投資家たちに共通していることとは・・?
番組を聴き逃した方は 『こちら』 のサイトをクリックしてみてください。
下記のような表示(2か所ありますがどちらでもOKです)があります。
ここで、「集まれ!ほっとエイジ~シニア予備校(2012.8.21放送分)岩崎日出俊」
の文字にカーソルを当てて、クリックをすれば、いつでも番組を聴くことができます。
(必ず 『こちら』 のサイトに入ってから、クリックしてください)。
なお iTunesでも聞けます( 『こちら』です。無料です)
| 固定リンク
コメント