秋のテレビドラマ
本日の朝日新聞夕刊に掲載された秋のドラマランキング。
放送担当記者5人が採点してランキングを発表しています。
① ゴーイングマイホーム
② 大奥
③ 遅咲きのヒマワリ
といった具合に、7位までが発表されています。
ところが、これが視聴率のランキングとまったく違うところが興味深い、というか、
「なぜ?」
と思ってしまいます。
視聴率のランキングは
① ドクターX (放送3回分の平均視聴率:17.87%)
② PRICELESS (平均:16.97%)
③ 相棒 (平均:16.82%)
(注:詳しくは『こちら』)
ドクターX はテレ朝にもかかわらず、上記の朝日新聞のランキングには載ってこず、記事に掲載されている記者座談会でもまったく言及がないというのは、好調ゆえの自信の表れなのか、何なのか・・・
ところで、放送記者さんたちによるランキング2位の大奥は、よしながふみの漫画をテレビドラマ化したもの。
漫画の方は、手塚治虫文化賞マンガ大賞、講談社漫画大賞など各賞を総なめにし、累計発行部数300万部を突破。
将軍・家光の時代、疫病のために男子の人口が激減し、「将軍は女、仕えるのは美男3000人」の“男女逆転大奥”が誕生する…という設定。
ドクターX (注:漫画のブラックジャックを少し連想させます)といい、大奥といい、
いろいろと興味深い作品があり、
今年の秋のテレビドラマは、ここ2年半で
「もっとも充実している」
とは、上記朝日新聞の記者座談会でのある記者の言葉。
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コメント
はああ。
記者のオススメと視聴率ランキングが違う、
面白いですね。
糸井重里さんのほぼ日でも
半期に一度、連ドラチェック座談会という
企画が行われています。
糸井事務所の連ドラ好きスタッフ(女)、
漫画家(男)、
『JIN-仁-』や『世界の中心で、愛をさけぶ』の脚本家(女)
の3人が新作ドラマについていろいろしゃべってるんですが、
最後に選んだオススメドラマは
見事に放送担当記者のセレクトとかぶってますね。
今期は全体に豊作、というコメントまで同じです。
http://www.1101.com/2012_TV_autumn/2012-11-06.html
(リンクは5回連載のうちの最後の回)
ちなみに昨年のほぼ日の一押しは
『家政婦のミタ』でしたが
こちらは高視聴率を記録し話題になりました。
ほぼ日効果?!
投稿: ゆき | 2012年11月11日 (日) 00時12分
ゆき様
リンク記事のご紹介、ありがとうございます。
さっそく拝見しました。
おもしろかったです。
リンク記事にあったNHK『プロフェッショナル』の遊川和彦さんの回、私も見ました。
遊川さんの「指導」で、『純と愛』主演の夏菜さんが泣いてしまったシーンも・・。
個人的には「ミタ」で頂点を極めた脚本家遊川さんが、重圧に負けず、これから先もヒットを出し続けることができるかどうかも気になるところです。
遊川さんに言わせれば「そんなことを気にするのはプロじゃねえ」ということなのかもしれませんが・・・
投稿: 岩崎 | 2012年11月11日 (日) 11時23分