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2013年1月25日 (金)

CDSのすべて

このブログでもCDSについて何度か取り上げてきました。

主なものだけでも:

「CDS スプレッドの国別比較」 2012年4月28日(『こちら』

「国債暴落へのカウントダウン」 2011年10月9日(『こちら』

「東京電力のCDSスプレッド」2011年4月 5日(『こちら』

これから先の日本国債増発などを考えると、ますますCDSについて目を光らさせておくことが重要になります。

しかし、CDSとはいったい何なのか、「信用リスクをあらわすもの」といった程度の理解の方も多いと思います。

たとえばクレジット・イールド・カーブとはいったい何なのでしょうか。

あるいは、

「ベーシス=CDSスプレッド−アセット・スワップ・スプレッド」

の関係の意味するところとは・・?

CDSのトレーダーを別にすれば、金融関係者でも、CDSに関しては実のところいまひとつ理解を深めることが出来ていないというのが現状なのかもしれません。

そんななかCDSについてやさしく記された本が出版されました(といっても金融に関して全くの初心者には本書はちょっと難しいかもしれません。あくまでも銀行員、証券マン等、金融関係者向け、あるいは金融について勉強している学生向けです)。

『CDSのすべて - 信用度評価の基準指標として』

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類書がなかっただけに、これを機会にCDSについて体系的に勉強してみようという方にはお勧めの1冊です。

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