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2013年2月23日 (土)

Le Tour de France (トゥール・ド・フランス)

トゥール・ド・フランスは毎年フランスを舞台にして行われる自転車ロードレース。

   Tour_de_france  

今年は100回記念大会。

6月29日~7月21日にかけて行われ、日本ではJ SPORTS (スカパー!もしくはCATV)が独占生中継をします。

以下はJ SPORTS のサイト(『こちら』)からの引用です。

『夏季五輪、サッカーW杯に続く世界で3番目に大きいスポーツイベント、それがツール・ド・フランス。

今大会も6、7月の3週間、沿道に詰め掛ける約1500万のファンと世界約190カ国のTV視聴者が注目する中、選手たちはフランスの大地を駆け巡る。

1903年に産声を上げたレースは、2回の世界大戦による中断を経ながらも、世界最大のレースへと成長をとげた。

・・道中にはモンサン・ミシェルにゴールする個人タイムトライアルや、難所ラルプ・デュエズを1日で2度登るステージなど、100回記念大会に相応しいコースが設定され、4大会ぶりにチームタイムトライアルがツールに帰ってくる。

そしてラストは夜のパリ・シャンゼリゼ大通りにフィニッシュ。

総走行距離3,479kmを走り切り、マイヨ・ジョーヌに袖を通す選手は、はたして?』

Tour_de_france1_3

上記の引用文にも出てくる L'Alpe-d'Huez(ラルプ・デュエズ)。

Lalpe

ここが最初にトゥール・ド・フランスのコースに組み込まれたのは1952年。

これまでに26回ステージに組み込まれています(最近時では2006、2008、2011年)。

頂上までに全部で21のカーブがあり、それぞれのカーブにはステージ優勝者の名前入りパネルが立てられていることでも有名です。

       Alpedhuez

          (ラルプ・デュエズの21のカーブ)

このL'Alpe-d'Huez(ラルプ・デュエズ)の坂を自転車で降りる途中で高校時代(AFS留学時)のクラスメートのブルースが事故を起こしました。2011年のことです。

すぐ前を行く自転車がクルマを見て急停車、ブルースはこれを避けようとしてコンクリートの壁に時速64キロで激突。

似たような事故が1995年のトゥール・ド・フランスであり、このときにはイタリアのFabio Casartelli 選手が24歳の若さで亡くなられたのだとか・・・。

 (注)トゥール・ド・フランスではこれまでに4名の選手が事故で亡くなられているようです。1910: French racer Adolphe Heliere drowned at the French Riviera during a rest day. 1935: Spanish racer Francisco Cepeda plunged down a ravine. 1967: Tom Simpson died of heart failure during the ascent of Mont Ventoux. 1995: Fabio Casartelli crashed at 88 km/h (55 mph) while descending the Col de Portet d'Aspet

幸いにもブルースは一命を取り留めたものの、6か所で骨が粉々に割れてしまったとのことです。

それでも彼は懸命にリハビリに励み、事故から1年後には イタリア・アルプスのCycling Toursをガイドできるまでになったとか・・。

このことは記事になってウェブ上でも紹介されています(『こちら』です)。

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