6年前の景色
米国ではダウ平均株価が史上最高値に迫りつつあります。
一方の日本。
6年前の2007年6~7月(このときは安倍さんが総理を務めていました)。
日経平均は18,200円のレベルにあり、為替は1ドル=123円でした。
その後リーマンショックが2008年9月にあり、米欧の中央銀行は大胆な資産買い入れを実施、日銀はそれほどでもなかったことも一因となって、円高が進み、企業業績は悪化。
そして今年。
2月にトヨタは最近の為替などを勘案して決算の上方修正を発表。
今年度の営業利益見通しを1,000億円上乗せして、1兆1,500円としました。
「ようやく!」といった印象を持たれた方も多かったと思いますが、
2007年度の決算ではトヨタは営業利益2兆2,700億円を達成していました。
2007年にトヨタの株を1株8,000円で買って、その後の含み損に苦しんできた方も多いと思います。
アベノミクスが成功すれば含み損は改善していくようになります(しかし1ドル=123円ではさすがに欧米諸国、新興国の抵抗が大きいんでしょうね)。
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