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2013年3月 5日 (火)

6年前の景色

米国ではダウ平均株価が史上最高値に迫りつつあります。

一方の日本。

6年前の2007年6~7月(このときは安倍さんが総理を務めていました)。

日経平均は18,200円のレベルにあり、為替は1ドル=123円でした。

その後リーマンショックが2008年9月にあり、米欧の中央銀行は大胆な資産買い入れを実施、日銀はそれほどでもなかったことも一因となって、円高が進み、企業業績は悪化。

そして今年。

2月にトヨタは最近の為替などを勘案して決算の上方修正を発表。

今年度の営業利益見通しを1,000億円上乗せして、1兆1,500円としました。

「ようやく!」といった印象を持たれた方も多かったと思いますが、

2007年度の決算ではトヨタは営業利益2兆2,700億円を達成していました。

2007年にトヨタの株を1株8,000円で買って、その後の含み損に苦しんできた方も多いと思います。

アベノミクスが成功すれば含み損は改善していくようになります(しかし1ドル=123円ではさすがに欧米諸国、新興国の抵抗が大きいんでしょうね)。

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