破竹の勢いの米国株
日本株が堅調なのはアベノミクスに加え、米国経済への期待が大きいことも影響しています。
昨日発表された米国の雇用統計。
失業率は7.9%(1月)→7.7%(2月)へと改善しました。
(10年間の失業率推移;出所:DOL)
3月5日に史上最高値を更新したダウはその後も上がり続け、今週1週間は「連日連騰」とまさに破竹の勢いでした。
(今週1週間のダウ)
為替も96円になりましたので、米国株に投資していた人は株価と為替のダブルで収益を上げたことになります。
米国にしても日本にしてもこの勢いはいつまで続くのでしょうか。
ダウのPERは、12.7。
東証一部は、21.3。
日本株の方が期待先行の色彩が強く、企業業績がたとえ後追いであったとしても、きちんとついてくる(この先業績が良くなってPERが低くなる)ことがこれから重要になります。
ところで、WSJが面白い記事を掲載していました(『こちら』)。
米国企業の配当が史上最高のレベルに到達し、2013年は3,000億ドル(S&P500社)に到達するとのこと。
(出所:上述のWSJ記事)
米国の場合はこのように「好調な企業業績」とこれに伴う「多額の配当金」という裏付けのある株価上昇です。
それだけに、今のところこれといった大きな死角は見当たりません。
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