バーナンキ発言
私が新聞に期待するのは事実に関する貴重な情報。他の記者が見過ごしてしまって、ほかでは伝えられていない情報です。
それは、例えばバーナンキ議長の議会証言を最初から最後まで注意深くフォローすることによって得られたりするのだと思います。
そういった意味で今日の日経夕刊。「ウォール街ラウンドアップ」の記事は有益でした。
そう言えば昨年にもこのブログで「この新聞記事は凄い」と書いたことがありました(『こちら』)。
調べてみたら同じ日経夕刊の同じコラム、同じ記者の書いた記事でした。
別に新聞は日経だけでなくいろいろ読んでいるのですが・・。
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コメント
いつも楽しく拝見しております。
「落ちるナイフに触るな」といった先人の言葉を思い出させてくれるような相場展開になっています。
日銀は、長期金利を人為的に抑え込んでリスク資産の購買欲を駆り立てようとしたのはいいのですが、実際には、神経質な動きが継続していて、黒田総裁も長期金利は様々な要素に影響されると抗弁するに至りました。
米国FRBは、日経西村氏の記事を善解せずとも、もうそろそろQE3の打ち止めでしょう。
世界の市場でここまで株式市場を牽引していた短期筋は、以上のような事実が判明するよりも相当前に手仕舞いするはずで、それが今なのかどうなのかは当然わかりませんが、少なくとも私の愚妻が株の話を始めたので、日本株は一旦調整もしくは・・・なのかもしれないと思う次第です。
投稿: キセン | 2013年5月24日 (金) 13時57分