SAPIO (サピオ)
昨晩は六本木ヒルズで開かれた勉強会に参加。
内容は「航空機産業について」。
「旅客機の機体部分はトン当たり1.1億円(これは換算すれば純銀と同程度の価値ということになる)。
旅客機用ジェットエンジンはトン当たり1.5億円。
戦闘機はトン当たり8.0億円以上もする」
のだとか・・。
航空機産業を考える場合、ポイントとなるのはジェットエンジンのビジネスモデル。
巨大な開発費は20年近くかけて補用品で回収するとのことで、講師の方いわく
「インクジェットプリンター型投資回収方式」。
たしかにプリンターを買うときは安いけれど、その後インクを補充する段階で、消費者は製造業者に
「けっこう貢いでいる」
-こういった感覚に襲われます。
ただしジェットエンジンについて言うと、「近年はPMA(Parts Manufacturer Approval)やPower by Hour などの新しいビジネスモデルも出てきている」とのこと。
いずれにせよこの辺はGEなどがけっこう巧みに儲ける仕組みを構築してきているように思います。
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ところで話は変わりますが、本日発売のSAPIO (サピオ)にインタビュー記事が掲載されています(100~101頁)。
もうひとつ。ご報告が遅れましたが週刊プレイボーイの先週号(GW合併号)の特集「アベノミクス時代を生き抜く20~30代のサバイバルマネー術」にもインタビュー記事が掲載されています(73-84頁)。
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