海外駐在員
アップルの株価がここ2日間で8%近く上がっています(454ドル→489ドル)。
(最近5日間のアップルの株価推移)
「iPhoneの新機種が1ヶ月後には発表になる」というニュースのほかに、もうひとつ。
Carl Icahn がアップル株をかなり(large portion)保有していて、アップル経営陣に対し、自己株買いをもっと行うようプレッシャーをかけているとのニュースも伝わってきています。
* * * * *
さて・・。
少し前のことですが、興銀時代の先輩Fさんとお会いしました。
「岩崎君、きみはあの時の食事会のことを覚えているかい?」
「あの時っていつですか」
「もう30年以上も前になるかな。
欧州系外銀幹部数名が来日したときにK常務が主催した食事会。
若手では君と僕とが出席していたんだけど、なんで急にK常務から担当もしていない外銀の食事会に出ろと言われたか、不思議に思わなかったかい?」
そう言えば、そんな食事会があったかなと昔の記憶を手繰り寄せていると、Fさんがポツリ。
「あれはK常務独特の試験だったんだな。
君も僕も、あの後、比較的すぐに海外の駐在員になった。
海外の支店勤務と違って駐在員は若手でも日本から来る大切なお客に会わなければならない。
だから人事部任せにしないで、K常務がひとりひとり適性を見極めていたらしい」
30年以上も前の食事会にそんな意味合いが込められていたとは・・。Fさんから聞かされて初めて知りました。
K常務と言えば数々の逸話の持ち主。
彼自身、若い頃興銀のフランクフルト駐在員を務めていたのですが、
現地の有名なレストランのメニューを上から下まで全部暗記していて、
日本から来たお客がメニューを見ているとき、自分ではメニューをいっさい見ずに日本語で内容を淀み無く説明したとか・・。
Fさんと私が出席を命じられた食事会でも、K常務は来日した外銀幹部をただちに食事の席に案内することはせずに、最初の30分間くらいは飲み物を片手に立ったまま談笑するというスタイルを取りました(場所は興銀本店の14階の一室)。
K常務自らがひとりひとり外銀幹部の方たちに好みの飲み物を聞き、バーテンとの間に立って、見事なホスト役を務めていました。
シンジケートローンにしてもユーロ債の主幹事にしても、興銀が外銀と伍してやっていけるようになっていくのは、それから5~6年先のことでした。
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