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2013年10月30日 (水)

たった1、2行

みずほ問題。

第三者委員会の中込委員長が会見で

「(反社向け融資の記録は取締役会に提出された)膨大な資料に1、2行記されただけで、これに気付くことは到底無理」

と説明したと報じられています(『こちら』)。

この説明には違和感を持った人も多いかもしれません。

私は全くの部外者で実情も知らないので何とも言えませんが、

これまで経営コンサルタントとして数多くの会社の取締役会や経営会議に陪席してきた経験からすると、多くの会社では役員会の議事録に残すのはそれこそ「たった1~2行」の結論部分のみ。

それとは別に、実際の会議ではA4やA3の一枚紙が担当役員から配布されてきて、その説明資料に基づき個別案件が説明されるのが一般的です。

しかも秘匿性の高い案件についてはこの種の1枚紙は会議後回収されてしまい出席者の手には残りません。

「オリコ提携ローン」という複雑なスキームの案件をこの1枚紙なくして説明するのは至難の業だったとは思うのですが、真相は藪の中。

ただし-ここから先がもう一つのポイントなのですが-、

仮に(たった1~2行ではなく)きちんとした資料を使って役員会で説明がなされたとしても

出席役員の「記憶に残らなかった」ということは十分あり得ることだと思います。

そもそも役員会で議論される案件には決議事項と報告事項とがあり、決議を要求されない報告案件は出席役員の関心の度合いが低くなる傾向にあります。

しかも、どうでしょう。

1~2週間に1回、この種の役員会なり経営会議が開かれ、毎回5件くらいの案件が付議されるとして、年間100件なり200件の案件が役員による審議の対象となる計算。

出席する役員のなかには、たまたま海外出張から帰ってきたばかりで時差による睡魔と闘っている人もいるかもしれません。

それでなくともみずほのような巨大金融機関では重要案件が次から次へと回ってくるというのが実情だと思われます。

「日銀が大規模緩和を続ける中、みずほの国債保有は如何にあるべきか」

「東電への支援はどうするか」

などなど・・・。

判断を一歩間違えれば銀行の屋台骨を揺るがすような案件です。

受験勉強を勝ち抜いてきた大銀行の経営陣は、試験に出るような重要問題には人一倍の集中力を傾けて、案件の審議に臨みますが、一見さほどと思えない案件は聞き流す(したがって記憶にさえ残らない)傾向にあるのでしょう。

「たった2億円であるし大したことないだろう」

こう思って聞き流してしまった、まさに「その箇所」が試験に出て顔面蒼白になってしまった・・・

こんな「受験生」の心境なのでしょうか・・。

世間の常識と銀行の常識とのずれ。

世間ではたとえ2億円であっても、この問題は「最重要案件」と考えたのでした。

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2013年10月28日 (月)

「データ通信機能を起動できませんでした」

ドコモのiPhone5S にして約2週間。

指紋認証は快適だし、通話音声の質にも満足していたのですが、買った翌日にネットが通じなくなりました。

「データ通信機能を起動できませんでした」

との表示。

電波が入りにくいのかなと思い、場所をいろいろ移動してみても変化なし。

翌日まで待ってドコモショップに持ち込むと1~2分で直してくれました。

それから約2週間が経過して昨日。

また同じ症状が!

今度はいろいろとネット検索で調べてみました。

するとほかにも同じような状況に遭遇した人たちがいるようです。

ネットの記事を参考にしながら、iPhoneの画面を、

「設定」→「一般」→「情報」と進めていくと、

「情報」の中のキャリアの項目で、「ドコモ」と表示されずに、「Carrier」と表示されていました。

しばらくするとここでポップアップ画面が出てくるらしいのですが、

いずれにせよここが「ドコモ」と表示されるようになれば、問題は解決するようです

(私の場合はとくにポップアップ画面は出て来ず、何回かいじっているうちに「ドコモ15.6」と表示されるようになり、iPhoneがネットにつながるようになりました)。

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2013年10月27日 (日)

2つの講演

たった1冊の本が人生を変えるようなインパクトを持つことがあります。

私の場合は、種田輝豊著『20カ国語ペラペラ』。

手にしたのは確か高校1年の時。

それまではどちらかと言うと苦手科目だった英語。

この本で20カ国語も喋る人がいるのを知って、

「たかが1カ国語ぐらい」

という気持ちになりました。

そして著者の種田さんが高校時代にAFS留学したのを知り、私もチャレンジしようと思ったのです。

それから30数年。

私自身が本を書くようになって心に留めていること-

それは「たとえ一人であっても読む人の心に届く本を書く」というものです。

* * * * *

講演についても同じかもしれません。

私の大学院生(スタンフォード・ビジネススクール)時代には教授たちが多くのゲストスピーカーを呼んでくれました。

そのうち8割くらいは今となっては名前も顔も忘れてしまいました。

しかし印象に残っている2~3名の人たち、その人たちの言葉は、その後の自分の人生において勇気づけてくれたり、重要な示唆を与えてくれたような気がします。

* * * * *

さて・・・。

前置きが長くなりました。

今度は自分が講演する番です。

「たった一人であっても聞き手の心に届けば・・」

やはりそんな気持ちで、埼玉大学(24日、木曜日)、国際教養大学(25日、金曜日)と、連チャンで講演をしてきました。

埼玉大学では教養学部「グローバルビジネス論」の講座で投資銀行ビジネスについて話しました。

この講座を教える浦出隆行客員教授はハーバード大学ケネディスクールの卒業(Public Management (公共管理学)修士)。

浦出さんの講義自体は基本英語で行っているようで、ゲストスピーカーも英語で講演する人と日本語の人、ほぼ半々のようなのですが、私はちょっと怠けて、写真のように日本語で講演しました(学生は全員日本人か日本語が流暢な留学生)。

Saitama_4

翌日は秋田に飛んで、国際教養大学(AIU)。

この大学は就職難の今の時代に就職率98%以上を誇る大学としても有名です。

(今年の就職内定先企業一覧を見せてもらいましたが、見事なまでに日本の一流企業の名が並んでいました)

AIUでは1年生の時は全学生が寮で生活することを義務付けられ、それも基本、他国からの留学生とルーム・シェアすると言います。

また4年間の間に必ず1年間は海外に留学することも義務付けられているとのこと。

大学全体の学生数は825名。

このほか現在28カ国から181名が留学生としてやってきてこの大学に通っているとのことで、キャンパスは国際色豊か、日本の大学という感じがしません。

写真は蔵書7万冊(うち洋書4.6万冊)を誇る図書館。

1年365日、1日24時間、開館しているとのことです。

Aiu_3

さて一昨日はこの大学の起業家論の講座(Entrepreneurship Course)のゲストスピーカーとして講演しました。

この講座を教える須賀等客員教授はハーバード大学ビジネススクールの卒業(MBA)。

私の講演の前の1時間半は須賀さんが英語で授業していたので、一昨日はこれをまず拝聴しました。

講義はハーバード・ビジネススクールのケース(Noodles & Company)を使いながら、ビネススクール同様、クラスパティシペーション形式で進行(30名弱いる受講生は11カ国にまたがるとのこと)。

Noodles & Companyのケースに関してみんなでいろいろ議論しながら、最後に、

「それではNoodles & Companyは現実にはいったいどうなったのか」

という結論の出し方。

これはまさにハーバードやスタンフォードのビジネススクールの授業そのものといった感じ。

日本にいながらハーバードやスタンフォードと同様なケーススタディ形式の授業(それもハーバードで現在使われているケースそのもの)を経験できるとは・・・!

今の学生は幸せだと思いました。

* * * * *

さて須賀さんの授業の後は10分間の休憩をはさんでいよいよ私の講演。

Aiu1025_4

上記のような英語のスライドを54枚用意しましたが、今の私にとっては1時間半英語で話し続けるのは相当大変でした。

自分で望んでいたレベルの半分にも達しない、たどたどしいプレゼン・・・。

なお日本人学生が受講生の9割以上を占めた埼大での講演ではほとんど質問が出ませんでしたが、11か国の学生が集まった国際教養大学では次から次へと総勢10名くらいが質問してきて、最後は時間切れのため質問を打ち切りにするといった状況。

国民性の違いを感じました。

(追記)

AIUでの講演の模様を須賀さんに送ってもらいましたので、以下にアップいたします。

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2013年10月21日 (月)

連日の史上最高値更新

先週はやっとのことで米国債務上限問題が一段落。

と言っても、暫定予算は来年1月15日に期限切れ。

債務上限凍結も来年2月7日まで。

ただし先週後半の米国株式市場は、この問題がとりあえず一段落したことに率直に反応。

グーグルなどの企業が好決算(7~9月期)を上げたことも手伝って、

S&P500は、17日(木)に史上最高値を更新(1733)。

さらに18日(金)には前日の高値を上回り、連日の史上最高値更新を示現(1744)。

とくにグーグル(下図)が凄いですね。

Google_3

グラフの一番右側が直線のように飛び上がっているのがお分かり頂けると思います。

9年前、2004年にグーグルが上場した時の初値は100ドル丁度。

当時は、

「高すぎる」

「ばかげている」

などと、いろいろと言われたものでした。

しかし株価はとうとう1,000ドルを超え、当時の10倍以上になってしまいました。

今や世界でもっとも時価総額の高い企業を1位から3位まで順にあげると、

1位:アップル 4620億ドル

2位:エクソンモービル 3850億ドル

3位:グーグル 3360億ドル

と、グーグルが世界3位にランクインするようになりました。

他のネット関連企業を見てみましょう。

まずはフェイスブック。

フェイスブックが上場したのは1年半前の5月18日。

フェイスブックも初値(42.05ドル)が高すぎると、さんざん批判されました。

実際のところ株価は今年の8月までは低迷し、一時は17.73ドル(昨年9月)まで下落しました。

しかし今や高すぎると言われた初値を3割ほど上回る54.22ドルを付けるに至っています。

アマゾンについても株価の動きをグラフにすると下記のように急ピッチで値を上げてきています(今年に入って257ドル→328ドルと28%高)。

Chart forAmazon.com Inc. (AMZN)

3社に共通するのは創業者がCEOを務めて、大胆な経営を行っていること。

グーグルのラリー・ペイジは40歳。

フェイスブックのマーク・ザッカーバーグは29歳。

アマゾンのジェフ・ベゾスは49歳です。

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2013年10月20日 (日)

23アンドミー

本日の朝日新聞1面トップ(「デザイナーベイビー?」)で紹介されていた「23アンドミー」。

この会社については4年前にこのブログで記事にしたことがあります。

ご関心のある方は当時のブログ記事(2009年4月23日付; 『こちら』)をご覧ください。

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2013年10月19日 (土)

ワインセミナー

先日行われた今月の勉強会(勉啓塾)はワインセミナー。

講師は創業90年を迎える酒類卸店の社長さんで、直営のワインショップのオーナーでもある方。

(社)日本ソムリエ協会認定シニアワインアドバイザーで、ワイン普及のためにこれまで約20年間にわたり都心の大学でセミナーを行ってきているそうです。

まずはワインと人間のかかわり合いから・・・

ブドウの起源はBC4000~6000年とのことで、BC2000年と推定されるピラミッドの壁画にはすでにワイン造りの様子が残されている・・。

当時から過度の飲酒による弊害も生まれていたらしく、BC2000年のハンムラビ法典の中には飲酒の制限の記述もあるのだとか。

         ファイル:Dionysos Louvre Ma87 n2.jpg

上の写真はギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神である「ディオニューソス」、ローマ神話では「バッカス」(Bacchus)と呼ばれています。

このように古くから人間とかかわり合いを持ってきたワインですが、

その醸造、種類、保存方法などについては、

アサヒワインコム(『こちら』)や

メルシャンワインゼミナール(『こちら』)のサイトを覘くことでかなりの知識が得られます。

セミナーで講師の方が強調されていたのは、ワインと料理のマリア―ジュ(組み合わせ、相性)。

いわく「最も重要なことは、食事をする際にワインを含めお酒は主役ではないということを理解することです。

主役はあくまでもガストロミーであることを忘れてはなりません」

セミナーでは4本のワインの試飲も行われました。

勉強会のメンバーから「1本幾らくらいなのですか」といった質問も出ましたが、美味しさの割には値段がリーズナブルなのを知って「さすが」と思いました。

このうちの2本を写真に撮りました。

2 1

ワインのラベルを写真に撮るだけで、そのワインがどんなワインなのかをスマホなどで知ることが出来るアプリがあります。

Vivino と呼ばれるサイトでアップストアで無料ダウンロードできます(『こちら』)。

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2013年10月12日 (土)

iPhone 5S

「ゴールドですと80人待ち、スペースグレーですとお客様の前に4人しかいません」

「えー、そんなに差があるんですか」

「もともとゴールドは人気がある上に、入ってくる本数も少ないものですから」

たしかにパンフレットやウェブ・ページではゴールドが一番きれいに見えます。

わたしもゴールドにしようと思って、ドコモショップに行ったのですが、実際に店頭で手に取って見比べてみると、スペースグレーが意外にいい・・・

(もっともいま持っているiPhone 5のブラックが、私としてはデザイン(色)的には、いちばん好きなのですが・・・)

「スペースグレーだと近くの家電量販店で『在庫あり』でした」

「すみません。お客さまがどうしてもお急ぎというのであれば、量販店さんでお買い求めいただいても結構ですが・・・」

ドコモショップで順番待ちして、いろいろと説明を聞いた後で(と言っても10分間くらいでしたが)、一転、「量販店で買います」とはなかなか言いにくい。

結局、申し込みだけして、スペースグレーの入荷をひたすら待つことにしました。

それにしても iPhone 5S、米国で16GBが199ドル。日本では70,560円。

これじゃ、1ドル=355円で計算していることになります。

2年間使い続ければ実質ゼロにはなるとは言え、来年にはおそらく6が出るだろうし・・・

なんで日本はこんなに高いんですかね。

ところで iPhone 5S の指紋認証。

「ユーザーにとって便利ですが、実はアップルにとっても都合がいいんです」

とは、ネット関連会社のY会長の弁。

「これまで iTunes で買い物しようとすると、音楽であれ、ゲームのアイテムであれ、アップルIDとパスワードを入れざるを得ませんでした。

それが指紋認証になると1発でできます。

iTunes での買い物が格段に便利になり販売増につながります」

なるほど・・・

話は変わりますが、現状のiPhone 5 や 4 でも基本ソフトを iOS7 にアップグレードすれば、FaceTimeがオーディオだけで使えます。

つまり iPhone どうしであれば、無料通話ができます。

一度FaceTimeを使ってかければ、その後は発信履歴に残るので、そこを押すだけ。

通話の質も(私の個人的印象ですが)まったく問題ありません。

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2013年10月11日 (金)

チャック君の言葉

アメリカで一緒に働いたことのあるチャック君がかつてこんな話をしていました。

「ヘッドハンターの言うことを信じちゃいけない。彼らは雇い主である企業のことしか考えておらず、我々のことなど考えてくれない。

彼らの言うことを真に受けて動くととんでもないことになる。

だから彼らはヘッド(首)ハンター(狩り族)と言われるのさ」

その後、私自身、チャック君の言葉を身を持って実感するような経験をするのですが・・・

   Photo

と、こんな具合で、今年の1月に埼玉大学教養学部「グローバルビジネス論」の講座にゲストスピーカーで招かれお話ししました(『こちら』)。

早いものであれから約10か月。

今年度も同講座でお話しさせて頂きます(10月24日。AIUでお話する前日です)。

もっとも同じような話をするのは好きではないので話の内容は半分以上変えるつもりです。

また、告知ついでに、というわけではないのですが、

産業能率大学総合研究所 主催のセミナーでお話しします(11月13日;大阪です)。ご関心のある方は、『こちら』 からお申込み頂けます。

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2013年10月10日 (木)

①米国財政問題 ②みずほ問題

今週はたまたま月、火、水、と取引先の取締役会や経営会議が続きました。

役員会などでは、米国財政問題とみずほの問題について多くの質問が出ました。

①米国債がデフォルトする確率は? リーマン恐慌のようなことが起きるのか?

まず米国債のCDS値(『こちら』を参照)は上がってきていますが、懸念すべき状態ではありません。

Cds_2

米国債の利回りにも大きな変化はありません(『こちら』)。

10yr

今回問題となっているのは、米国政府の債務支払い能力そのものではなくて、technical default (payment default )のリスクです。

従って上記2つの指標にはあまり反映されないのは、当然と言えば当然かもしれません。

1979年に米国政府は一度 payment default を起こしたことがあります(『こちら』)。

79年と言うと、今ほどスワップなどデリバティブ取引が活発ではなく、その影響は限定的なものだったと思われます。

今回仮に technical default を起こすとどうなるのか。

『こちら』の記事が若干参考にはなりますが、具体的には ISDA の契約上どうなるかなどを吟味していく必要があります。ISDAでは、FAQをサイトに載せています(例えば 『こちら』『こちら』 を参照)。

ところで、「今が底と考えて米国株を買うのはどうか」との質問も出ました。

しかしマーケットでは、仮に10月17日の債務上限問題が一時的に回避されたとしても、

「単に2~3ヶ月分の猶予を与えられただけの一時的解決」で終わってしまう可能性も指摘されています。

どういったような着地になるのか、もう少し様子を見た方が無難そうです。 

②みずほが破綻してしまうリスクはあるのか?

複数の方々からこの質問が出てきて私自身ちょっとびっくりしたのですが、万が一ペイオフでも起きれば多くの中堅企業はひとたまりもなく破綻してしまいます。

リスクに鋭敏な企業経営者からこういった質問が出るのもある意味納得できるような気がします。

しかしこれまでに報道された内容をベースに判断する限り、私はみずほが破綻するリスクは「ゼロ」と見ています。

以下、みずほ問題が今後どうなっていくか、あり得るシナリオについて、どのくらいの確率でそれが生じるのか、概算値を置いてみましょう(あくまでも個人的感覚に基づく確率の数字です)。

シナリオ①(確率75%くらいで最も高い)

現頭取を含む関係役員が役員賞与の返上 and/or 役員報酬の大幅なカットといった形で責任を取る

シナリオ②(確率15%くらい)

現頭取を含む経営陣が退任。後任は内部昇格

シナリオ③(確率10%くらい)

現頭取を含む経営陣が退任。後任は外部(経済界もしくは官界)

シナリオ④(確率は限りなくゼロに近いが・・)

三菱東京UFJ銀行などに吸収合併されてしまう

今後新たな事実が出てくる可能性もあるかもしれませんが、

いずれにせよ現時点でみずほが破綻してしまう可能性(シナリオ⑤)は「無い」と思います。

(下記はみずほ株価推移)。

チャート画像

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2013年10月 7日 (月)

ポスター

今月25日、AIUにお招きいただき講演します。

AIUとは保険会社のことではなく、Akita International University の略。

秋田にある国際教養大学のことです。

以前にこのブログでもご紹介したことがあります(『こちら』)。

先日、学生時代の先輩のS教授から、学内掲示および電子配布用のポスターを作って欲しいとの依頼を受けました。

S教授からは「参考までに」ということで、これまで講演された方々のポスターも送られてきましたが、皆さん、立派なポスターを作られてきています。

私は、というと、パソコンでポスターを作るのは初めて。

パワーポイントを使って何とか下記のポスターを仕上げました。

英語がやや変なのはご容赦ください。

AIUのすべての授業同様、講演は英語で行います。

Poster_6

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2013年10月 5日 (土)

安曇野

9月16日のブログ記事(『こちら』)の続きです。

安曇野ジャン・ジャンセン美術館(『こちら』)に行ってきました。

Jm_3

個人的には、「稽古の合間」(油彩80号)、「画家とモデル」(油彩500号)などの作品が好きでした。

Jm1

館内撮影禁止で、美術館で購入した 作品集(画集)にも「転載、複製禁止」とありますので、このブログに載せることが出来ず、残念です。

なお『こちら』のブログには「稽古の合間」などの作品が載っていますので、ご関心のある方はご覧になってみてください。

ただオリジナルの作品が放つ宝石のような色彩美(とくに緑の色が放つ色彩美は凄いと思いました)は、やはり現物を見ないと分からないと思います。

Jm2_3

なお安曇野市から白馬村まで約50kmの地域は、「安曇野アートライン」と呼ばれています。

18館もの美術館が点在しているからです(『こちら』)。

時間に余裕のある方は、これらの美術館も訪ねてみるのも一興でしょう。

Ch

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2013年10月 1日 (火)

日経ヴェリタストーク

昨日出演した日経CNBCテレビの日経ヴェリタストーク。

『こちら』でご覧になれます。(右側の窓の一番上をクリックしてください)。

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Government Shutdown

日本時間10月1日午後1時(米国東海岸1日0時)に Government Shutdownが決定的となりました。もちろん国防などの重要な政府機能は維持されます(Shutdownの対象となる機能が重要ではないという意味ではありません)。

為替や株は乱高下しましたが、1時間以上経った今、落ち着きを取り戻しました。

Kawase

Kabu

米国大使館のウェブサイトに行ってみましたがとくに重要なコメントはなし。

国務省のサイトでは27日付の Under secretary Kennedy からのMEMORANDUM がありました(『こちら』)。

それにしても政府機関を(たとえ一部にせよ)閉鎖してしまうとは!

アメリカらしいといえばアメリカらしいのですが・・・。

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