ワインセミナー
先日行われた今月の勉強会(勉啓塾)はワインセミナー。
講師は創業90年を迎える酒類卸店の社長さんで、直営のワインショップのオーナーでもある方。
(社)日本ソムリエ協会認定シニアワインアドバイザーで、ワイン普及のためにこれまで約20年間にわたり都心の大学でセミナーを行ってきているそうです。
まずはワインと人間のかかわり合いから・・・
ブドウの起源はBC4000~6000年とのことで、BC2000年と推定されるピラミッドの壁画にはすでにワイン造りの様子が残されている・・。
当時から過度の飲酒による弊害も生まれていたらしく、BC2000年のハンムラビ法典の中には飲酒の制限の記述もあるのだとか。
上の写真はギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神である「ディオニューソス」、ローマ神話では「バッカス」(Bacchus)と呼ばれています。
このように古くから人間とかかわり合いを持ってきたワインですが、
その醸造、種類、保存方法などについては、
アサヒワインコム(『こちら』)や
メルシャンワインゼミナール(『こちら』)のサイトを覘くことでかなりの知識が得られます。
セミナーで講師の方が強調されていたのは、ワインと料理のマリア―ジュ(組み合わせ、相性)。
いわく「最も重要なことは、食事をする際にワインを含めお酒は主役ではないということを理解することです。
主役はあくまでもガストロミーであることを忘れてはなりません」
セミナーでは4本のワインの試飲も行われました。
勉強会のメンバーから「1本幾らくらいなのですか」といった質問も出ましたが、美味しさの割には値段がリーズナブルなのを知って「さすが」と思いました。
このうちの2本を写真に撮りました。
ワインのラベルを写真に撮るだけで、そのワインがどんなワインなのかをスマホなどで知ることが出来るアプリがあります。
Vivino と呼ばれるサイトでアップストアで無料ダウンロードできます(『こちら』)。
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