テンバガーを狙え(その4)
「テンバガーを狙え」とのタイトルで幾つか記事を書いてきましたが、ここで注意点を1つ、2つ・・。
知らない会社の株を買うのはお勧めできません。
証券会社に言われて初めて知った株、知人が勧めるので買った株というのは、往々にして失敗します。
テンバガーを狙うには、なにも、知らない会社の株を買う必要はないのです。
そもそも、あまり知られていない会社の株式は、取引高も少なく、薄商いの中、値を上げやすいのですが、逆に値を下げるのも早い傾向にあります。
もう一つの注意点は企業は変わりうるということ。
このブログでも幾度となく紹介してきた「フィリップ・フィッシャー」によれば、成長企業が駄目な会社に変わってしまう一つの要因は、経営陣の劣化。
彼によれば、
「往々にして成功体験は経営者に悪影響を与える。
ひとりよがりの自己満足や惰性が、以前にあった馬力や創意工夫に取って替わってしまう。
経営陣が交代した時は特に注意が必要だ」
と明快です。
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ところで、ユニクロの柳井さんですら数多くの失敗を重ねてきたことは、彼の著書『一勝九敗』を読んでも明らかです。
余談ですが、私自身はユニクロが野菜事業に進出した時(2002年)、「いったい何を考えているんだろう」と不思議に思いました。
「ZaraやH&Mが野菜に進出しているのでしょうか? いったいブランドのことをなんと考えているのか」・・と。
しかし失敗してもすぐに軌道修正する「力」が、ユニクロや柳井さんにはありました。
だからこそ株価はエイティー・バガー(80倍)超えを達成してきたのだと思います。
2001年2月、11,000円(分割調整後)を付けていた株価は、1年間で5分の1近くにまで落ち込みました(2002年2月末、2,360円)。
しかしながらその後、見事に復活(2014年1月10日末、41,100円)。
どの会社(経営者)が苦難を乗り越え、どの会社が駄目になってしまうのか・・。
投資家として必要なのはそれを見極める眼力です。
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