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2014年1月28日 (火)

気弱な人が成功する株式投資

『気弱な人が成功する株式投資』という本を出します。

以下本書の「はじめに」の部分から・・・

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「あまり知られていないことだが、スタンフォード大学ビジネススクール(経営大学院)の株式投資論の講座では、もう40年以上にわたって同じ教科書が使われている。

フィリップ・フィッシャーが書いた本なのだが、日本で知る人は少ない。

私が本書を書こうと思い立った理由の一つは、フィリップ・フィッシャーの考えを出来るだけ多くの日本の方たちに知ってもらおうと考えたからだ(と言っても本書は教科書ではなく、気楽に読めるように書いたので、安心してお付き合い頂きたい)。

現在、世界一の投資家といえば、間違いなくアメリカのウォーレン・バフェットだろう。

株式投資の世界で成功を収め、彼が持つ個人財産は今や5兆9000億円。

仮に2%の金利で運用出来るとして、毎日(毎月ではない!)3億円を超える金利収入を得ることが出来る計算だ。

バフェットはいったいどこで株式投資について学んだのだろう。

こう思って調べていくと、ベンジャミン・グレアムというコロンビア大学の先生と、右に述べたフィリップ・フィッシャーに突き当たる。

実際、彼は「自分は85%グレアムで、15%フィッシャーだ」と語っている。

バフェットは大学院卒業後グレアムのもとで働いていたこともあるので、グレアムを師と仰ぐのは当然としても、もう一人の師、フィッシャーとの接点はいったいどこにあるのだろうか。

実はその接点とは、本書でも紹介するフィッシャーの書いた本なのである(しかもフィッシャーは生涯たった3冊の本しか書いていない!)

バフェットは次のように述べている。

『フィッシャーの本を読んで、私はどうしても彼に会いたくなった。

そこで彼の居場所を調べ、実際彼に会いに行った。

そして彼の考えにひじょうに感銘を受けたんだ。

フィッシャーの考え方や手法を使えば、誰もが賢い投資をできるようになる』

若いころは気弱で、周囲と打ち解けにくい性格で知られていたフィッシャーは、株式投資の世界で大成功を収めた。

彼の考え方のひとつに・・・・・(以下略)・・・・」

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以下は「はじめに」の最後の部分です。

「本書には、世間一般にある株式投資の本と違って、銘柄紹介は一切載っていない。

株価チャートや図表も皆無だ。

その代わりに、フィリップ・フィッシャーら先人や、ウォーレン・バフェット、ピーター・リンチなど現代の投資家の「考え方」を紹介すると同時に、株式投資を行う上で役立つと思われる事例を出来るだけ多く取り上げた。

株式投資の話は無味乾燥なお金だけの話ではない。

背後には人間ドラマがある。

経済学者ケインズが投資家としては苦労し、資産家でもあった小説家、永井荷風が財を失ってしまった話なども本書に織り込んだが、これらを知ることによって、読者は自然と投資に対する「考え方」を身に付けていただけるのではないか。

そんな思いで筆を進めた・・・」

* * * * * * * *

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コメント

こんにちわ。
株式投資のブログすごいためになりました。
いいブログですね。またちょくちょく拝見させてもらいます(^O^)

投稿: ばくちゃん | 2014年2月19日 (水) 21時56分

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