テンバガーを狙え(その2)
ピーター・リンチがあげた投資家が避けるべき3つの C。
Complacency (自己満足、独りよがり)、Concern (心配)、Capitulation (降伏)。
彼はこのうち、もっとも大切なのは、Complacency (自己満足、独りよがり)を避けることであると説明しています。
そう言うだけあって、彼の本 (『ピーター・リンチの株で勝つ』 )では、マイクロソフト、ドレイファスなどの「テンバガー」(買って10倍になる株)を、「彼自身が逃してしまった」という話がよく出てきます。
驚異的な実績を残したファンドマネジャーでさえ、その実績に満足することなく、逆に数多くのテンバガーを逃してきたことを書き綴る・・・この辺がピーター・リンチらしいところなのかもしれません。
日本でも誰もが知っている株で、実はテンバガーになっている(あるいはそれ以上になっている)ものが結構あります。
最近の例ではガンホー。
スマホでゲームをしない方でも、周りで(たとえばお子さんが)パズドラに夢中になっているのを見たことがあると思います(電車の中でけっこう多くの方がパズドラをしています)。
(Picture from Wikipedia)
「たられば」の話ですが、仮に 2012年2月20日にパズドラが(ガンホーから)配信され始めたとき、面白いと思って翌日ガンホーの株を買ったとします(この日の終値;169,900円。なお以降ガンホーは3回にわたって合計で1万分割していますので、分割調整後16.99円)。
この株をピークの2013年5月14日(高値1,633,000円;分割調整後1,633円)で売り抜けていれば、96倍。
テンバガーどころか、1年3ヶ月でハンドレッド・バガー(100倍株)近くになりました。
2012年2月20日の終値で6株を買っていれば、支払金額は、1,019,400円。翌年3月、株式分割(1株 → 10株)であなたの6株は60株になっていて、その60株が2か月後の5月14日には1株1,633,000円で売れたのですから、9,798万円になっていたことになります。
つまり約100万円が1年3ヶ月で約1億円になったことになります。
もちろん、この裏にはピークの1,633,000円(分割調整後1,633円)で買って、現在714円になってしまった(▲56%減)の人もいるのですが・・・。
なおパズドラが配信された翌日にガンホーを買って現在まで持っていたとしたら、(96倍ではなくて)42倍になっています。
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