君をのせて
東京サントリー・ホールで行われた「東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート」に行ってきました。
チェリストの宮田大さんが、「バッハの無伴奏チェロ組曲第1番~プレリュード」、「サン=サーンスの白鳥」などを演奏。
(宮田大さん)
本日は、ほんの1~2分ですが宮田さんへのインタビューも行われました。
宮田さんは、ヴァイオリンを教える専門家のお母さんから2歳のときに、チェロではなくヴァイオリンを習い始めたと言います。
ところが幼いころの宮田さんは少しもじっとしていない子供だったらしい…。
困り果てたお母さんは「チェロなら座って弾くから」と、宮田さんが3歳の時にヴァイオリンからチェロに変えさせたのだとか…。
ところで上の写真は、20世紀後半のチェロの大巨匠、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(1927~2007)。
その彼の名前を冠した「ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール」 が、1977年より4年に1度、パリで開かれてきました。
チェロ部門の国際音楽コンクールの最高峰とされるこのコンクールで、日本人として初めて優勝(2009年)したのが宮田大さん。
さて本日盛大な拍手の中、演奏を終えた宮田さんが客席からのアンコールに応えて弾いた曲が、久石譲さんの「君をのせて」。
天空の城ラピュタ(1986年)に登場する曲です。
「風の谷のナウシカ」(1984年)以来、「風立ちぬ」(2013年)に至る29年間すべての宮崎駿監督長編アニメ作品の音楽を手掛けた久石譲さん。
幾多の名曲がありますが、私は、本日宮田さんが選んだ「君をのせて」と、サラ・ブライトマンのアルバムにもある「風のとおり道」(1988年、となりのトトロより)の2曲がとくに好きです。
『こちら』は「君をのせて」の英語版。YouTubeで400万以上ダウンロードされています。
サラ・ブライトマンの「風のとおり道」は、36秒ですが 『こちら』で試聴できます。
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