AFS時代の話
錦織選手の父・清志さんによると、生まれてきた赤ん坊には、「外国人にも発音しやすく、世界に羽ばたく人間に育ってほしかった」との思いで、「圭」という名をつけたと言います(10日付、朝日新聞)。
私は高校時代に1年間AFS留学をしました(上の写真は当時通っていた高校を一昨年訪れたときに撮ったもの)。
今でも覚えているのが、「Social Problems」(社会問題)という授業を選択して、最初の授業の日。教科書を脇に抱えて、教室の前に来たときです。
この授業を取ることになった生徒たちの名前の一覧表が、教室の入り口に張り出されていました。
誰が自分と同じこの授業を取るのかは、生徒たちにとって関心事ですから、張り紙の前には生徒たちが輪をつくって、がやがやと騒いでいました。
すると女の子の一人が私の名前を見つけました。
Hidetoshi Iwasaki と書かれていました。
そしてその女生徒はこう叫びました。
「Look at this name!」
彼女の友だちたちが、次々に、
「いったいこれはなんと発音するの?」
「(発音するのが)impossible だわ、これ!」
授業が始まると、先生が私に向かって、「ハイデトシ・アイワスキー・・・、何て呼んだらいいのかな?」と質問してきましたので、私は「トシと呼んでください」と答えました。
* * * *
そう言えば、体育の先生だけは、軍隊帰りだったためか、私だけではなくクラスの全員を名字(last name)で呼んでいました。
「イワサキ」と言っても、なかなかそう発音してもらえず、「アイワスキー」と呼ばれました。
語尾がスキーで終わるのは、ポーランドなど東欧系にある名前のようで、アイワスキーの方が覚えてもらいやすかったのかもしれません。
| 固定リンク



コメント