マンションや一軒家の1室が空室
一昨日、ニューヨークから1週間ほどの予定で日本にやってきているAさんと会いました。
「どこに宿泊しているの」
「Airbnbを使って、西麻布に1泊7000円で泊っています」
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「Airbnbのサイト」を覘くと会社の説明があります。
「2008年8月創業。Airbnb(本社・カリフォルニア州サンフランシスコ)は、世界中の人がユニークな宿泊施設をネットや携帯で掲載・発見・予約できる信頼のコミュニティー・マーケットプレイスです。
アパートで1泊、お城で1週間、ヴィラで1か月―どんなご要望でもAirbnbにお任せください。世界190ヶ国34,000以上の街で貸す人と借りる人をつなぎ、あらゆる価格帯でユニークな旅をお届けします」
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日本での事業展開は昨年からとのことですが、わずか数カ月で2000件ものホスト登録がなされたとか・・(『こちら』の記事)。
ちなみに「Airbnbのサイト」で「東京都港区」と入力してみると、たとえば広尾のマンションが1泊8600円など、安いものは1泊3000円くらいから、さまざまな物件が掲載されています。
中高年の方で、子供が独立して、ご自宅の家やマンションの1室が空き部屋になっているという方は、検討に値するかもしれません。
「見知らぬ人(しかも多くは外国人旅行者)を家に泊めるなんてありえない」と思う方は、『こちら』の記事を覘いてみてください。
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昨年3月の記事ですが、Airbnbの上場前時価総額がすでに1兆2000億円を超えたとか・・(『こちら』)。
57年の歴史を持つHyattの時価総額を超えたとも報じられています(上記の記事)。
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スマートフォンを活用したハイヤー・タクシーの即時手配サービスを提供する Uber (ウーバー)の時価総額(上場前)も2兆円に達したとか・・(『こちら』)。
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ところでAirbnbでは別荘やクルーザーを貸したり借りたりすることも出来るようです。
たしかにクルーザーは買ってはみたものの利用するのは年にせいぜい10回などという人が多そう。
時価総額2兆円というと、日本では楽天のサイズですが、設立後6~7年の会社が株式公開前からこの規模に達してしまうようになってきています。