28年ぶり
シカゴ駐在員時代(1983-87)に付き合いのあったアメリカの友人が、「米国外交問題評議会」(Council on Foreign Relations)の一員として先週来日。
彼はコカ・コーラ社の役員でもあるのですが、24日(火)にドナルド・キーオ(Donald R. Keough)元会長が逝去(享年88歳)したのにともない、予定を一日繰り上げて帰国しました。
それでも帰国するその日に昼食を共にできました。
28年ぶりの再会。
お互い、話したいことが山ほどあり、どこから話していいのか、といった状況・・。
28年の間に出来たギャップが少しだけ埋まりました。
* * * * *
コカ・コーラ社の役員といえば、ウォーレン・バフェットも20年間役員を務めたことで知られています(現在は息子さんのハワード・バフェットさんが役員)。
コカ・コーラの話をもう一つ。
亡くなられたドナルド・キーオさんは、1985年に New Coke を出したことで知られています。
市場調査に多額のお金をかけて、満を持して新しい味のコーラを上市したのですが、結果は惨憺たるもの。
僅か10週間で元の味のコーラを Coca-Cola Classic として発売する羽目になりました。
しかしながら、New Coke の上市は、オリジナルなコーラの味の良さを人々に強く印象付けることとなり、コカ・コーラの売上はむしろ上がりました。
これをもって「コカ・コーラは最初から計画的に(人々が好まないのを知りながら)New Coke を出したのではないか」と勘ぐる評論家も現われました。
しかしキーオさんは次のように答えてその批判をかわしました。
「“The truth is we are not that dumb and we are not that smart.”(本当のところは我々はそれほど馬鹿でもないし、それほど賢くもない)」
キーオさんは後に次のように提案したことでも知られています。
「私が死んだら、私の墓石には、“彼はそれほど馬鹿でもないし、それほど賢くもない”と記したらどうだろう」
(Mr. Keough later suggested that his tombstone should read, “He’s not that dumb and he’s not that smart.”)
| 固定リンク
« 日本企業の大株主 | トップページ | キプロス »



コメント