今秋上場を目指す日本郵政
日経CNBCテレビ、日経ヴェリタストークに出演しました。
「日本郵政」について。
上場主幹事11社という体制で今秋上場を目指す日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命。
大切な国有財産(日本郵政などの株式)の売却ですので、政府としては出来るだけ高く売却したいのでしょうが、個人投資家としてはどう対応すればよいのでしょうか。
過去の例を見てみると:
・NTT 1987年2月9日にIPO:公募価格 119万7000円(現在約74万円)
・JR東日本 1993年10月26日にIPO:公募価格 38万円(現在約100万円)
・JT 1994年10月27日にIPO:公募価格 143万円(現在約390万円)
上記3社はいずれも株式分割等をしていますので、カッコ内の現在価格は、IPO当時の単位株数が現在の株価でいくらになるかを計算したもの(たとえばJTは06年に5分割し、12年に200分割しているので、現在の株価を1000倍にした数字がカッコ内に入る)
(東京・渋谷の郵便局)
上場した時期にもよりますが、NTTは現在では、公募価格の62%、JR東は2.6倍、JTは2.7倍になっています。
上場に際しては、発行体(企業)と引受証券会社が協力しながら、equity story (成長戦略)を考えます。
しかしJTなどは上場後、RJR International やギャラハーを買収し、上場当時想定した以上のパフォーマンスを上げてきました。

日本郵政の経営陣が上場時に想定する equity story (成長戦略)以上のパフォーマンスを実際にこれから上げられるかどうか・・。
10年後、20年後に「買ってよかった」と思えるように、経営陣が上場後に経営手腕を発揮していくことを期待したいところです。
なおネット上に財務省によってアップされている財政制度等審議会国有財産分科会の資料は、関心のある方にとっては、参考になると思います(たとえば『こちら』)。
番組の再放送は1日(水)21時15分~です。
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