近未来の都市像に挑戦するハドソンヤード
ニューヨークという都市は驚くべきスピードで変わってきています。
911のテロで犠牲となったワールドトレードセンター。
その跡地には1 World Trade Centerを初めとして、すでに3つの高層ビルが竣工済みです。
ちなみにそのうちの一つ、4 World Trade Centerは、日本の槇総合計画事務所が設計。
このブログでも紹介しました(『こちら』)。
1 World Trade Centerは104階建て。
シカゴのウィリス・タワー(旧シアーズタワー)を抜いて、全米でもっとも高いビルとなっています。
そのニューヨークで、いま最も注目を集めているのがハドソンヤード。
30もの線路が入り込む巨大な列車庫のハドソンヤード。
この機能を維持したまま、線路と線路の間に建物の基礎を打ち込むことで、列車庫の上に覆いかぶさるようにオフィスビル、商業施設、公園などを形作るプロジェクトが進行中です。
総工費は200億ドル(2兆4000億円)を超え、六本木ヒルズの総事業費4900億円の5倍近くに達する巨大プロジェクト。
開発総延床面積は1700平方フィート(158万平方メートル)を超え、米国の歴史上、民間ベースで最大の不動産プロジェクトとなります。
(ちなみに六本木ヒルズの総延床面積は半分以下の76万平方メートル)。
詳しくは『こちら』をどうぞ。
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