コーポレート・ガバナンス
日経CNBCテレビ、日経ヴェリタストーク に出演しました。
今月から東証が上場企業に対して企業統治指針、 コーポレートガバナンスコードの適用を求め始めました。
その中では、例えば独立した社外取締役を2人以上選ぶようにすることなども定められています。
この指針(コード)については、Comply or Explain の扱い。
つまり、「ルールに従え(comply)、従わないのであればその理由を説明せよ(explain)」ということになります(注:実際には従わない理由をきちんと説明するのは難しいものと思われます)。
さて、よく言われていることですが、30歳の創業会長スティーブ・ジョブズをアップルから追放したのは、アップルの取締役会。
その後、アップルの業績は低迷。
12年後、経営危機に瀕したアップルを救うべく、42歳のスティーブ・ジョブズを呼び戻そうとして動いたのが、このときのアップルの社外取締役、エドガー・ウーラード。
つまりコーポレート・ガバナンスは上手く機能すれば、会社の企業価値を向上させるうえで大きな力を発揮します。
この辺のところは「この本」によく描かれています。
本を読む時間がないという方は是非「こちら」のインタビュー記事をお読みになってみてください。
著者の一人、米ペンシルベニア大学経営大学院(ウォートンスクール)のマイケル・ユシーム教授へのインタビュー記事です。
なお 日経ヴェリタストーク の再放送は6月17日(水) 21:15~です。
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