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2015年7月17日 (金)

FinTech

金融がどんどん変わってきています。

FinTechという形で生まれてきた新たなサービス(詳しくは『こちら』)。

先週も関西電力とマネーフォワードとの提携が発表されました(『こちら』)。

昨日の日経にもありましたが、例えば米国ではAffirm(『こちら』)を使ってショッピングを楽しみ、返済は「のちほどで」という人が増えてきているのだとか・・(金利は年10~30%、返済は、3、6、12ヶ月で選べる)。

クレジットカードのリボ払いと同じじゃないか、という人もいるかもしれませんが、上記の日経の記事や(英語になりますが)当社のサイトなどをみると、その違いが分かります。

昨年まで日銀で決済機構局長を務めていた青木周平さん(日立製作所理事・執行役員)によると、英国、シンガポール、オーストラリアなどの銀行が、24時間、365日、5秒でMoney Transfer を無料(個人向け)で実施するシステムを作っているとのこと(昨日の半蔵門懇話会での話)。

これなどは台頭しつつあるFinTechを意識し、これに対抗しようとする銀行側の試みなのでしょう。

      Fintech_2

    (American Banker デジタル版 『こちら』

そもそもFinTechとはいつ頃生まれたものなのでしょうか。

PayPalがスタートしたのが、1998年(当時はFinTechなどとは呼ばれていませんでしたが・・)。

いまから17年前です。

そう言えば、上記のAffirmを創業したのも、「PayPalマフィア」と言われる「PayPal共同創業者」の一人、Max Levchin。

私自身の経験を話すと、以前にニューポートビーチで高校の同窓会があった時。

その際、幹事の人にPayPalを使って会費を払いましたが、こんな時には確かに便利なツールです。

ところで、米国時間の今日(17日)、PayPalによる eBay からの分離独立が予定されています(『こちら』)。

時価総額5.3兆円にもなるのだとか・・・(『こちら』)。

メガバンクの「みずほ」が6.7兆円ですから、これに近い(みずほの約8割)値段となります。

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