バルセロナ
先月のことですが、バルセロナに出張していました。
2009年に完成したというAeropuerto de Barcelona-El Prat(バルセロナのプラット国際空港)。
クリックして画像を拡大すると見えてくる(下はその拡大図)のですが、表記のPortes はカタルーニャ語。
Puertas はスペイン語。
つまり、カタルーニャ語、英語、スペイン語の順で表示されています。
バルセロナと言えばカタルーニャ州の州都です。
そしてこのカタルーニャ州は、スペインから独立しようとして、昨年住民投票を実施(『こちら』)。
結果は圧倒的多数の81%が独立に賛成。
しかし今年2月、スペイン憲法裁判所は、主権に関する住民投票を実施する権利は中央政府にのみあることを理由に、全員一致でこの住民投票は違憲と判断(『こちら』)。
実は、スペインはカタルーニャのみならずバスクの独立問題(『こちら』)も抱えています。
経済も厳しい状況で、25歳未満の人の失業率はなんと53.2%になっています(2006年は17.9%でした; 『こちら』)。
(話はそれますが、マスコミをにぎわしているギリシャもスペインと同じように失業率が高く、25歳未満の人の失業率は52.4%)。
| 固定リンク
コメント