地方創生への道
昨日は静岡経済同友会(東部協議会)で講演してきました。
新幹線で三島に行き、タクシーで会場の沼津キャッスルホテルへ。
(新幹線三島駅のホームから富士山を望む)
行きがてらタクシーの運転手さんと話しました。
「景気はどうですか」
「同じ静岡でも西の方はまだマシなようですが、東の方はさっぱりだね。タクシーをやっていて毎年悪くなっていく」
「民主党政権の時と比べてどうですか」
「あの時の方がまだよかったよ。
毎年毎年、少しずつ悪くなっていく。
駅前で30分とか1時間とか待って、やっとお客さんを乗せても、だいたいが1,200円程度ですよ。
東京とは違って、このあたりじゃ、流しで客がつかまるのは、せいぜい一日1人」
(三島の街角で撮った写真)
約15分間、運転手さんと話し、タクシーは会場へ到着。
講演では48枚のスライドを使って話しました。
地方創生には「イタリアモデルを取り入れろ」という識者がたくさんいます。
しかしイタリアモデルをそのまま日本に取り入れるというのは、(日本にも福井県鯖江のメガネ、今治のタオルなどの成功例はありますが)、「言うは易く、行うは難し」です。
そもそもイタリアはたくさんの小さな町が自前の産業をもって、昔から経済的に自立しようとしてきました。
そして海外に直接、自らの製品の販路を求めてきました。
100年以上の歴史があるのです。
国家としてのイタリアの統一は1861年です。
この地域は中世を通じて統一されることはなく、北イタリアには多くの都市国家が存在していたのです。
一方、日本の地方都市の多くは内需型の産業。
中央から予算(交付税)の配分を受けてきました。
地方で建設業を営む会社に「世界に直接打って出ろ」と言っても、無理があります。
問題は単純ではないのですが、三島の街を歩いていると、中国人観光客を乗せた大型観光バスがホテルの前に横付けされていたりして・・・。
5年前には予想できなかったような情景が見られるようになってきている現実もあります。
こういった変化の波を活かし、どう「創生」にまで高めていくのか・・・。
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