VW問題とこれからの環境規制への対応
クルマのハンドルが固定されていることや、クルマが一定の速度で走行しているなどの「ある種、特殊な状況」―
こうした特殊な状況をクルマに組み込まれた半導体が察知すると、クルマは『これは排気ガス試験である』と自動で検知します。
そうした場合に、排気ガス後処理装置がフル稼働して、有害物質の排出量を大幅に低減します・・・
VWに搭載されていた不正ソフトウェアはこのような仕組みのものであったと言われています。
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ところで、排気ガス規制は大きく分けて、CO2(二酸化炭素)、PM(粒子状物質)、NOx (窒素酸化物)の3分野について行われます。
このうちCO2については、欧州では新車のCO2(二酸化炭素)排出量を2021年までに平均で1キロメートル当たり95グラム以下に減らすことが決まっています(『こちら』)。
これは日本や米国などよりも厳しい規制。
またPM(粒子状物質)とNOx (窒素酸化物)については、2014年からEuro6の規制下にありますが、
これについても(これまでほぼ5年毎に規制を厳しくしてきたこともあり)、2020年ころには更に厳しいものにする(Euro7)ことが議論されていました(詳しくは『こちら』)。
ということで、2020年~2021年を見据えれば、欧州では、プラグイン(プラグイン・ハイブリットもしくはプラグインの電気自動車)の比重を高めざるをえないと考えられていました。
こうした矢先に起きた今回のVW事件。
これを契機にディーゼルからプラグイン系への移行が加速することが予想されます。
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1985年、カール・ベンツはガソリンエンジンで走る三輪自動車「パテント・モートルヴァーゲン」を作り上げ、試運転に成功、1886年には特許が認められました(『こちら』)。
人類が自動車を手にしてから、ほぼ130年。
そして、これから数十年の間に、自動車の歴史は大きく変わるようになることが予想されます。
本日の日経CNBCテレビ『日経ヴェリタストーク』では、「VW問題とこれからの環境規制への対応」についてお話ししました。
再放送は10月28日(水) 21:15~です。
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