『アラビア半島全体が石油層の上に乗っているかもしれない』
日経ヴェリタス紙にほぼ月1回のペースで連載している Money Never Sleeps も第11回になりました。
今回は『サウジが仕掛けた消耗戦の果ては』と題して、サウジアラビアについて書きました。
こんな感じで始まります。
『サウジアラビアに行くと、誰もがその独特な雰囲気に圧倒される。
私が訪問したことがあるのは、首都のリヤド、紅海に面するジッダ、そしてペルシャ湾沿いの油田地帯だが、この中でも宗教警察の力が強い首都リヤドはその独特さが際立っている。
街には女性の姿がほとんど見えず、欧米や日本企業の現地オフィスを訪れても、受付に座るのは男性(フィリピンなど外国から来た男性が多い)、コーヒーをいれてくれるのも男性だ。
長年中東に駐在しサウジにも詳しい児玉敏宏J-WAVE監査役(61)によると、サウジ人女性の顔を一度も見ず、目しか見たことがないまま帰国する日本人駐在員も多いという。
サウジアラビアは初代国王となるアブドルアジズ・イブン・サウードがアラビア半島の大半を統一して1932年に建国した。
この年はまたペルシャ湾内のバハレーン島で石油が発見された年でもあった。
「あそこに石油があるならアラビア半島全体が石油層の上に乗っているかもしれない」。
欧米の地質専門家たちはこう推測し、金貨5万ポンドを支払って国王から探査する許可を得た。
そして1935年に第1号試掘井を掘削、第7号井で大量の石油を掘り当てた。
これはそれまでの素朴な遊牧民族国家が世界経済の中に組み込まれた瞬間でもあった』
* * *
続きは『日経ヴェリタス』でご覧ください。
なお今回のコラム記事ではそもそもプロジェクト・ファイナンスとはどういった性格のファイナンスなのかについても触れています。
* * *
資源安で商事や物産は巨額の減損処理を実施。
プロファイや海外融資を積極的に行ってきたメガバンクの方はどうなのでしょうか・・・。
| 固定リンク



コメント