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2016年4月28日 (木)

ネガティブ・インパクト

この時事通信報道(藤本誠之・SBI証券シニアマーケットアナリストの発言)の通りだと思います。

『時事通信(12:30)藤本誠之・SBI証券シニアマーケットアナリスト=日銀の金融政策決定会合で現状維持を決めたが、株式や為替にとってはネガティブ・インパクトになる。事前の観測報道で追加金融緩和に対する期待感が高まっていただけに、ゼロ回答は市場の失望感を誘う。株式市場はショック安になるのは確実で、円高が大幅に進むようなら日経平均株価が1万6000円近辺まで下落する可能性もある。
 次回会合での緩和期待をつないだと言えなくもないが、今回の決定会合に当たっては市場で追加緩和への織り込みが進んでいただけに、現状維持は市場との対話がうまくいかなかった感が強い。決算発表が本格化している中で為替の急変を招く政策決定は良いとは言えない。市場にとっては、あまりにきつい結果と言わざるを得ず、失望感が強い。(了)』

前回のマイナス金利のときと言い、今回の現状維持決定と言い、藤本さんが指摘するように市場とのコミュニケーションが上手くいっていません。FRBのイエレンさんに比べると、その差は歴然、といった感想を持たざるをません。

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