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2016年9月14日 (水)

IoT (その2)

「IoT は分かりにくい」という感想をよく聞きます。

そもそも Internet of Things という英語からして分かりにくい・・。

IoT はほんとうに暮らしを良くするのでしょうか。

自宅の冷蔵庫やエアコンを遠隔操作しなくても別に構わないという人も多いようです。

もっともそういった方でも、例えばクルマの渋滞情報が的確でなくて、イライラしたことはありませんか。

VICSという現在のカーナビが使っている渋滞情報は90年代の技術。

道路に設置された車両感知器をベースにしています(GPSのデータを使う方法もあります)。

これに対してカーナビよりもグーグルマップの渋滞情報の方が正確なのでこれを使うという人も最近では増えてきました。

これはクルマに乗っている人のスマホから送られてくる位置情報をベースにしています。

もっと正確なのはクルマにセンサを埋め込めば、各クルマから送られてくる情報で渋滞情報がもっと的確に分かるようになります。

もの(Things)にこうしたセンサを埋め込みネットで繋げると、税金(もしくは交通反則金?)を使ってたくさんの車両感知器を道路に設置し、これを維持・補修することも必要なくなります。

IoT (Internet of Things)は私たちの生活をより良くすると期待されているのです。

なお月曜日に出演した日経ヴェリタストークの模様が『こちら』にアップされています。

13分30秒間の動画です。

よろしかったらご覧になってみてください。

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