牛丼 吉野家
日経新聞に連載中の安部修仁さん(吉野家会長)の「私の履歴書」が面白い。
(写真は『吉野家公式サイト』より)
似鳥昭雄さん(ニトリ会長)の「私の履歴書」も楽しく読めたのですが、似鳥さんの場合は既存の社会への挑戦といったニュアンスが言葉の端々に感じられるようなところがありました(それはそれでよかったのですが・・)。
安部さんの場合はなによりも構成力が際立っています。
1ヶ月、約30日間にわたって、何をどう割り振って書いていくか、それが緻密に計算されているのです。
そして毎回感心させられるのですが、必ず「明日はどうなるのか」と期待を持たせてその日のコラムを終わらせる。
もちろん吉野家再生のストーリーとか牛肉BSEの危機とかコンテンツが秀逸だからわくわく読めるといった要因がいちばん大きいのですが。
2000年の7月。
私は日本の総合電機メーカーの社長、専務を連れて米国デンバーの機関投資家を訪問していました。
IRの訪問だったのですが、隣の部屋では吉野家が来てプレゼンをしていたのが思い出されます。
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