テレビ討論
正式なクラス名は忘れてしまいましたが、スタンフォードに留学中(78-80)、テレビカメラを前にして模擬形式の記者会見だとかテレビ討論をやらされたことがあります。
幾つか異なった状況設定があり、たしか私が担当した役は環境問題でトラブルを起こした会社のCEO。
クラスメートがこれを追及する環境団体役員の役で、追及する人とこれに対応する人とのやりとりの模様をクラスに持ち込んだテレビカメラで教授が撮影し、後で動画を映しながらクラス全員でコメントし合うという内容です。
(その他にもいろいろな状況設定がありクラスのメンバーの過半が何らかの役で “出演” しました。)
この種の授業は私のような日本語訛りの強い英語を話す日本人留学生には頭痛の種。
しかし映し出された動画を見てクラス全員が感想を言い合う段になると、「激しい追及を受けながらもたどたどしい英語で一所懸命答える様子がかえって好感を持てた」といったコメントも・・・。
授業の終わりで教授が総括し、「テレビカメラを前にするときにはカメラの後ろにいる視聴者に向かって語りかけるように話すんだ。たとえ相手との討論に勝ったとしても視聴者のsympathy(同情)を得なければ負けてしまう。追及する側も追及し過ぎると視聴者の反感をかってしまうことがある」
* * *
4日(米国時間)に行われた民主党のティム・ケーン(Tim Kaine)上院議員(58)と共和党のマイク・ペンス(Mike Pence)インディアナ州知事(57)による副大統領候補テレビ討論会。
この討論会は教授が授業でコメントしたような状況だったようです。ケーン候補はトランプ陣営を強烈に追及しましたが、ペンス候補が冷静に対応。ケーンは議論には勝ったものの視聴者の軍配はペンスに上がったようでした。
米国の大統領選挙も投票日(11月8日)まで残り1か月を切りました。
今日9日(米国時間;日本時間では明日10日)にはいよいよ第2回目のクリントンvs. トランプのテレビ討論会が開かれます。
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