後継者育成システム
東芝と言えば、かつては経団連会長を輩出する日本の名門企業だったのですが、今や苦境に立たされています。
企業はある種、生き物なので、どこかの時点でDNAの断絶が起きると、途端に元気をなくしてしまいます。
ソニーにしても井深、盛田の両氏のあと大賀氏くらいまでは創業者のDNAが受け継がれたのですが・・・。
いま米国ではアマゾン、グーグル、フェイスブックなどが好調ですが、それも創業者が会社を牽引しているから。
アップルはジョブズからクックへの transition が比較的上手くいったようですが、それでも(ジョブズが亡くなって6年近くたった今でも)「今ジョブズがいたら」といった声がときおり聞こえてきます。
日本では、
「初代が創業して二代目で傾き三代目が潰す」
などと言われることがありますが、
ファミリー企業に限らず、大企業であっても
創業者のDNAをどう受け継ぎ発展させるか、
そして、そのための後継者育成システムをどう作り上げるか、
が大きな課題です。
タイの財閥、サハ・グループはティアム・チョクワタナー(1916~1991)が創業しました。
サハ・グループは二代目で飛躍的な発展を遂げたことでも知られています。
今ではタイ国内に約300社を有し、このうち20社をタイ証券取引所に上場させています。
ワコール、ライオン、ミズノ、日清食品、ローソンなど日本企業約80社とも合弁事業を展開しているので、サハのことをご存知の方も多いかもしれません。
創業者ティアムは六男二女の子供に恵まれましたが、二代目をどう選び、どう後継者として育成していったか・・・。
本日発売の日経ヴェリタス紙のコラム『Money Never Sleeps』にはその辺のことを書きました。
宜しかったらご覧になってみてください。
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