シリコンバレーの秘密
シリコンバレーからやってきた坂本さんと一緒に食事をしました。
坂本さんは49歳のときにNECを退社して、シリコンバレーで起業。
ネットワーク負荷分散装置を開発する「ホロンテック社」を設立しました。
この会社はすぐに世界9ヶ国に拠点を有し、従業員数も200名を超えるようになりました。
(写真は左から坂本さんと私)
その後も坂本さんは「オーラライン社」(ネット・マーケティング・ツール開発)、「アイピーロック社」(データベース・セキュリティ開発)といった具合に、 20年間にわたって、シリコンバレーで次から次へと会社を創業し、成長させて、大企業などに売却してきました。
シリコンバレーで起業した日本人は結構いるのですが、坂本さんのように世界規模にまで会社を発展させて、成功裡にM&A等によってExitしてきた(それも3社も!)―こんな経験を持つ日本人起業家はおそらく他にはいないのではないかと思います。
実は坂本さんと会うのはこれで2回目。
昨年末に会った時の話があまりに面白かったので、わたしは書きかけ中の本の中に急遽坂本さんの話を(なかば強引に)挿入しました
(これが『拙著』の66~69頁『「従業員が会社を選ぶ」ことが常識のシリコンバレー』の題名で始まる一節になっています)。
しかし坂本さんの話はこの数十倍もの内容を持つもの(それはそうでしょう、20年間にわたってシリコンバレーで起業家・経営者として活躍してきたのですから)。
いったいシリコンバレーのどこがそんなにすごいのか。
シリコンバレーの企業が彗星のように現れて、瞬く間に世界を席巻していく―その秘密はいったい何なのか。
坂本さんには、こういった点について本にして世の中に紹介して欲しいと思いました。
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