断捨離
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、お彼岸になると一気に秋らしくなっていきます。
さてこの時期に進行中なのが、政府保有の日本郵政株の第2次売り出し。
売出価格等決定日は9月25日(月)~27日(水)までの間のいずれかの日とされています。
親戚や高校時代の同窓生から「どうしたらいいか」と問合せをもらいました。
どうやら証券会社が積極的に電話してきているようです。
ところで私は日本郵政の長門社長とは興銀の外国為替部時代に一緒に働いたことがある仲。
長門さん、難しい会社の舵取りを任されてたいへんだろうなと思います。
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さて(話は少し変わりますが)、最近「断捨離」に関する本を何冊か読み、要らないものを捨て始めました。
興銀に勤めていたころは、「東京→米国→東京→米国→東京」と勤務地が変わり引越を繰り返しましたので、そのたびに要らないものを捨てるという「断捨離」ができていました。
それが引越をしないようになって、だんだん要らないものが溜まってしまいました。
「要らないものを捨てる」というのは、なにも物だけではありません。
たとえば仕事のやり方を見直す。
気がつかないうちに無駄なことをしているものです。
政府に言われなくても、自ら率先して働き方改革をするようにしたいものです。
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例えば、ほんとうに細かいことで恐縮ですが、私は最近メールで「お世話になります」という書き出しを止めるようにしました。
人によって仕事で1日に書くメールの量は20本だったり100本だったり、いろいろでしょうが、「お世話になります」という文を省くだけでも、一日に数分間(人によっては10数分?)は節約できます。
読む方もいきなり要件に入ってくれた方が時間が節約できます。
そもそも海外では「お世話になります」なんて書かないし・・・。
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漫画家として知られる 弘兼憲史さんは著作のなかで「年賀状を止めよう」と提唱しています。
たしかに今のようにパソコンで印刷された年賀状に「今年も宜しく」と書き添えられたものをもらってもあまり意味ない。
今年は1 枚当たり 5 円安くなる「広告付年賀(エコー年賀)47 円」も発売されるとのことですが、年賀状もだんだんと行きつくところまで行きついたように思います。
ということで、私も今年の年末は年賀状についても「断捨離」しようと思います。
奮闘されている日本郵政の長門社長には申し訳ないのですが。