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2018年3月24日 (土)

相場の下落(1)

一週間の相場の動きをチャートで見るとはっきりとわかります。

Frb_2

ニューヨーク時間『3月21日、午後2時ジャスト』が、下落の始まりでした。

上図は、ダウ平均株価の今週1週間のチャート。

この図で「Wed, Mar21, 2:00PM」と記されたポイントが、この時です。

この時を境に株価が下落を始めたのです。

何が起きたのでしょうか。

FRBがFOMC Statement を発表したのが、3月21日、午後2時ジャスト(『こちら』)です。

Statement で発表されたのは、政策金利の引き上げ。

実は、これは市場が予想していた通りでした(その意味では下落には繋がりません)。

しかし・・・

ポイントは2019年以降の見通し。

パウエル議長の記者会見は『こちら』ですが、これを聞いて、2019年は従来予想よりも利上げ回数が増えるのではないか―。

こう感じる人が多くなりました。

今週後半にはこれだけではなく相場を下落に導くニュースが相次ぎました。

  • 米中貿易戦争の様相を呈してきたこと
  • フェイスブックによる情報流出

といったメジャーなものから、

  • アマゾンが買収したWhole Foods の幹部たちが会社を退社している(『こちら』

といった内容のものまで・・。

ところで、相場の下落に際して、我々はどうすればいいのでしょうか。

絶好の買い場と見ればいいのでしょうか。

しかし、ウォール街に伝わる格言に

『落ちてくるナイフはつかむな』

というものもあります。

これから2~3回かけて、相場の下落に関連する記事を書いていきたいと思います。

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