人生100年時代
人生100年時代という言葉をよく耳にしますが、実際に新聞に載る著名人の死亡欄を見ても、享年100歳といった言葉に驚かなくなりました。
先月、桜が満開だったときに、スタンフォード時代のクラスメート(Aさん)が米国から東京に観光でやって来ました。
クルマで都内の桜の名所を案内したときに、Aさんの両親が彼女の自宅のすぐ近くのRetirement Community に住んでいるという話が出てきました。
『Palo Alto の私の家から車で5分なの。近くにいるから安心でいいわ』
とAさん。
彼女の両親が住むのは、Vi という名のRetirement Community。
シリコンバレーに詳しい人ならご存知だと思うのですが、VC (Venture Capitalists)のオフィスがたくさんあるSand Hill Road にあります。
住所は620 Sand Hill Road で、道路を挟んで向かい側はスタンフォードショッピングセンターという位置関係。
「こういったRetirement Community に入るのにはいったいいくらかかるのだろう」
Aさんが帰国した後、ちょっと気になって調べてみると、入居一時金が約1億円。
これに加えて月額料金が約50万円という値段設定(注:Vi のウェブサイトに行くと、値段が出てきます)。
不動産の値段が高くなってしまったシリコンバレーならではの価格で、同じVi でもシカゴ郊外の Glenview の Vi はもっと手の届きやすい入居一時金になっています(それでも月額料金はあまり変わらない)。
さて、Aさんのご両親ですが、お父さんは100歳で極めて元気。
毎日水泳を楽しんでいるのだとか。
お母さんも98歳で、いまだにクルマを自分で運転しているといいます。
人生100年時代を実感しました。
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