日本の変化
シリコンバレーに移り住んで30年以上になるというBさんと先日お昼をご一緒しました。
Bさんにとっては久しぶりの日本訪問。
『日本も変わったね』
と言います。
『どんなところですか』
と尋ねると、
『QOL(Quality of Life;生活の質)が落ちてますね。
昔は日本のビジネスホテルに泊まって髭を剃ると、ホテルの部屋に置かれている髭剃りの切れ味の良さにビックリしたものです。
それが今回は全然剃れない。
肌を傷つけてしまいそうでした。
多分コストカットで中国製の髭剃りに変えたのかな。
細かいことですが、こういった小さなところで、日本が変わってしまったと残念に感じることが多々あります』
海外駐在10数年というCさんが日本に帰国して気づいたのは、地下鉄がよく遅れるようになった点。
『多分私鉄の乗り入れが増えたせいなのでしょうか。
ずいぶんと遅れることが多くなりました。
信号点検とか、体調不良の人が出たとか』
私鉄の乗り入れが増えただけでなく、地下鉄を利用する高齢者が増えて面倒を見るケースも増えたみたいで、これらが遅れの一因になっているのかもしれません。
そう言えば、高齢者だけでなく身障者の利用も、以前よりもよく見かけるようになりました。
乗客にやさしい地下鉄であろうとすると遅れることもあるような気がしてきます。
もっとも今週月曜日に乗った千代田線、10分くらい遅れましたが、「○○駅でお客様同士のトラブルがあったため」と車内アナウンス。
こういうのは困ったものです。
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