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2019年2月25日 (月)

NVIDIA と ソフトバンクグループ

NVIDIAという名の米国の半導体メーカー。

 

自動運転とかビットコインとか、何かと話題になることが多く、私もこれまで何度かブログに書いてきました(たとえば『こちら』)。

 

そのNVIDIAですが、昨年9月末より株価が下落基調に転じ、とうとう12月のクリスマスイブには、ピーク時の半値以下になりました(292ドル→124ドル)。

 

現在は少し持ち直して159ドル。

 

そもそもなぜこんなに下がってしまったのでしょうか。

 

以前にも書きましたが、理由の一つはビットコイン価格の下落です。

 

ビットコインの採掘者、いわゆるマイナー(mining をする人)たちは、NVIDIAのGPUを搭載した高性能コンピューターを大量に使っていました。

 

しかしビットコインの相場が大幅に低落。

 

これではマイニング業務はもはやペイしない(採算に合わない)とばかり、彼らはマイニングを諦め、使っていたNVIDIAのGPUを中古市場で売りに出しました。

 

もう一つの理由はソフトバンクグループ「ヴィジョンファンド」による売却でしょう。

 

ヴィジョンファンドがNVIDIA株を買い集めたのは、今から約2年前の2017年5月(『こちら』)。

 

それも半端ない株数で、総額40億ドル(約4500億円)を投入。

 

瞬く間に、第4位の大株主(保有比率4.9%)に浮上しました(『こちら』)。

 

それが一転、昨年後半には売りに転じ、オプション取引(キャップとフロアを組み合わせたcollar 取引)を駆使して、年末までに全株を売却してしまいました(『こちら』)。

 

当然のことながら、これはNVIDIAの株価にとって相当の下押し要因となりました。

 

このように孫さんに見限られた形のNVIDIAですが、私はまだ持ち続けています。

 

ヴィジョンファンドのようなファンドは、裏にファンドに出資してくれている投資家がいるので、一定期間内にリターンを上げなければなりません。

 

これに対して、個人投資家には時間的制約がありません(もちろん人によって違いはあるのでしょうが)。

 

購入単価も違います。

 

私がNVIDIA株を買ったのはこの株について最初にブログに書いたころ。

 

つまり2016年8月~9月なので、ソフトバンクグループのヴィジョンファンドよりも約8か月も前でした。

 

この結果、購入単価は60ドル前後と、ソフトバンクグループがNVIDIAを購入した単価105ドルよりもかなり低い値段で購入できています。

 

したがって、もう少し落ち着いた形で持っていられます。

 

と言っても、NVIDIAのいる業界は、食うか食われるかの熾烈な競争が支配する業界。

 

競争相手のインテルは153億ドル(約1兆7千億円)を投じ、画像認識用半導体のモービルアイ(イスラエル)を買収しています(17年10月)。

 

いったいぜんたい誰が自動運転の覇者になるのか、現時点ではなかなか予測がつきません。

 

ところで、話は変わりますが、孫さんによるNVIDIA株のcollar 取引のプレゼンテーション。

 

なかなか面白かったです。

 

ご関心ある方は、『こちら』の動画の14分~27分くらいのところ(計13分間)をご覧になってみてください。

 

一瞬、ファンドマネージャーによるプレゼンテーションを聞いているような錯覚に襲われますが、プロのファンドマネージャーによる説明よりも、ずっと分かりやすく説明してくれています。

 

 

 

 

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