投資本
『これはさすがに違うだろう』
日本でよく読まれているマネー評論家の書いた投資本を読んでいて、思わずこうつぶやいてしまいました。
いわく
『投資できるお金が相当額あれば、一気に投資してしまう方が、機会損失が小さいし、手数料も少なくてすむ』
もし読者がこの通り実践したら・・
いったいどういうことになるのでしょう。
たとえば2000万円の退職金の2割、400万円を運用に回すとして、
一気に投資してしまうと、相場が下落した場合、思わぬ痛手を被ってしまいそうです。
いっぽう、米国の教科書(たとえばウィリアム・シャープ教授の「Investment」)では、
時間分散について頁を割いて、かなり突っ込んだ議論を展開しています。
日本で人気の一部の投資本と、米国で教えられているファイナンスや投資の授業とでは、
このように相当のギャップがあります。
だとしたら、スタンフォードのビジネススクールで教えてくれるような「金融や投資の話」を
高校生にもわかるような平易な文章で書いて本にしたら、読者の皆さんに役立ててもらえるのではないか。
こう考えて書き始めたのが、『人生100年時代の正しい資産づくり』です。
(以下、本書から一部抜粋)
『株式はリスクがあって危ないものー
日本人にはそう考える人が少なくありません。
「投資=投機」と誤解し、
「株式投資=素人が手を出してはいけない危険なマネーゲーム」
と考える人が多いのです。
その反面、FXやビットコインのような
投機的マネーゲームを好む人たちも日本には数多く存在します。
要は両極端なのです。
適度にリスクを取って、コツコツと時間をかけて、老後のために投資で資産を形成していくー
そういった姿勢に乏しいのです。
本来お金が必要になるのは、働いて稼ぐことができなくなる「老後」であって、
多くの人はそのために投資を考えるべきです。
しかしそういった目的を理解しないまま、
ただやみくもに株に手を出している人が多いのが日本の実情です』
* * *
本日から本屋さんで発売開始になっています。
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